今日は朝から生憎の空模様となりましたが、兵庫県の高校王者を決める高校総体(インターハイ)の兵庫県予選最終日が行われるのでファルコにも是非観てほしいと思いました。

強い、うまい、という事への憧れと同時にしなくてはいけない事という認識も強くなってきているみんなだからこそやるべき事があると思うし、その刺激になれば良いと思いました。それぞれの視点、感覚で観てほしかったのでチームとして集合したり、一緒に観る、という形ではなく各自の観点、観たい場所で観てもらうようにしました。

今日は3位決定戦と決勝戦の2試合が行われましたが、どちらの試合も延長戦にまでもつれ込む接戦でした。

みんなは何を感じたでしょうか???

高校生、大学生のサッカー環境も変わってきて随分人気が出てきたと思います。決勝の観客の数も多かったし盛り上がりを見せていました。体格も、サッカーも自分の20年前とは全然違うものだったし、とても素晴らしいプレーがたくさんありました。

個人の観る所や感覚、受け取り方があるのでここで評価などしませんが、個人的にはサッカーというものが素晴らしいスポーツである事や高校生というカテゴリーの素晴らしさを感じる試合だったと思います。

滝川第二高校さんと市立西宮高校さんの3位決定戦では両チーム合わせて10ゴールも入るというサッカー観戦をした中でも恐らく最多ゴール数だったと思います。どのゴールも狙いがピッタリと合ったものばかりで偶然が生んだゴールなどありませんでした。流れのスポーツとも言われるサッカーの醍醐味が詰まったような内容。

追って、追われて・・・が繰り返される中でお互いにうまくいかない時間帯を強靭な精神力ではねのける強さは敬意を持てるものでした。高校生らしい清々しいプレーの数々。警告、汚いプレーも少なかったし、ハートは熱いプレーが多かったのでとても見ごたえはありました。

決勝戦は雨の中での試合となりましたが、やはり近年プレミアリーグなどでも活躍されている神戸弘陵さんのプレーはチームとしてまとまりがあり、ボールを保持する事に勇気を持ってやれる自信はすごかったですね。どうしても負けたくない、リスクを回避したいチームが多い中で、後ろからでも丁寧に繋ごうとする狙いやその精度は高く、濡れたピッチでも柔軟に対応する力はさすがでした!!

惜しくも破れた市立尼崎高校さんは昨年度の優勝チームでもあり、個々の体格は恵まれたというものではなかったのですが、粘り強い、本当に鍛えられたチームという印象があって局面でも負けない勇敢なチームでした。決勝戦にふさわしい素晴らしい試合を観せてくださった両チームには大きな拍手を送りたいと思います。

どちらも近畿大会への出場も決定していますし、兵庫で共に戦ったチーム同士がまた近畿という大きさに変わっても決勝戦で戦うような強い兵庫になるように!!下のカテゴリーを預かっている自分もがんばろうと思いました!!

今日の刺激をもらってファルコのみんなもまた各自の目標やイメージを高めてがんばっていきましょう!!