日 時 平成30年6月29日(金)13時30分〜15時
植物のいろんな不思議についてご教示いただきました。
まず最初は、最近話題になった中から、日本一背丈の高い樹木
のお話しで、京都花背にある峰定寺にある三本杉のひとつがドロ
ーン等により、62.3mあることがわかった由です。
今までは愛知にある傘杉が一応日本一ではないかと言われて
いたそうですが、なにしろ樹木は年々伸びるし、反対に台風等で
折れることもあって測定はむつかしいとのことでした。
因みに、世界一はアメリカのセコイアであろうとのことです。
次に、光合成をやめた植物の話しで、実はこのことはさほどめずらしくもない由で、これらの植物は土壌の中から栄養をもらっており、具体的には、オモトソウ・ギンリョウソウ・ツチアケビ・・・・・ 等々がそうであるようです。
もうひとつの話題として花粉症対策で無花粉スギが急激に増えているとか。
無花粉スギはタテヤマスギの突然変異で出来たそうで、その品種名も「はるよこい」だそうです。
続いてご紹介いただいたのが、切り刻んでも涙の出ないタマネギのことで、元々涙の出る仕組みは早くから判っていたのが、このたび開発されたものです。(イグ・ノーベル賞受賞)
日本では北海道の夕張郡・栗山町で生産されており、”栗山スイート”と呼ばれ、1個200〜300円と少々値段は高めであるとのことでした。