コーチの役目とは???
昨日の練習後に今中代表と何時間も話し合いしました。
まぁ子供達の思いや色々な事が重なり合う事もあって、毎日考えさせられます。でも、子供の為に考える時間に無駄はないと思っているし、いつかそれがまたどこかで役立つ機会となる事も分かっているのでがんばり続けたいとは思っています。
言葉と行動の一致。それしかないでしょう!!
個人の目標とチームの目標をきちんと分けて考えなさい!という話。
分けられないから『僕はやっているつもりです』が出てくる。つもりも何もない。達成したかどうか?だけ!つもりは絶対にない。
その事をまだ甘い気持ちに負けてしまうみんながいる。自分の大切な親、家族に宣言したよね?
元気な時に、楽な場所なら誰だって綺麗事は言える。
もっとがんばります!もっとやります!ってな具合に。
それを本当にやるかどうか?コーチが観ているのは何度も言うが『中身』であり、そんな綺麗事で固めた『外見』ではない!!
宣言など信じない。行動あるのみ!
昨日の練習でも全学年に言いました。『中身なんだよ!』って。
うまいとか、うまくやる、ってのは外見の話。そんなの期待もしていないし求めてもいない。大体それ自体が本来はコーチがどう思うか?よりも本人が出来るようになってうれしいとか各自が思うものでしょ?それすらもやろうとせずにただ言われた事をやろうとする。設定をこなそうとするから中身がない。
一つのドリブルにどういう意図やイメージがあり、それを実現させようとしているのか?そういったものがごくごく僅かな選手からしか感じられない。大半は『全体に流される漂流者』とも言うべき存在になっている。いわば『迷子状態』である。何をしたらいいの?どうしたらいいの?そんなイメージしか伝わってこないし、実際そのような状態にも関わらず周りへ聞こうともしない。
それで本気です!って言われても信頼、信用されないのは当たり前の事。
代表とも話をした結果、様々な指導者、指導法がある中で『正解』とはどれか?を議論した結果、『良いコーチとは主役である子供のなりたい形を表現させてあげる事』ではないだろうか?という答えに行き着いた。それ以外はどう考えてもコーチの満足度を満たす形になってしまうから。もちろん先で気付いた時に『やっていて良かった』と思う事もあるだろうが、その思考すらも『自分の力で達成出来た』と思う経験から生まれると思う。だからこそ、今明確に各自が目標を掲げ、それに対してのアプローチをどれだけ出来るか?出来たか?がやっぱりコーチの力というものになってくると思う。
主体がコーチになってしまうと見た目は良くても中身がスッカラカンになる。大切な人生の大切な時間をどうか自分自身の為に費やしてください!そして、自らの目標を持ち、それに対しての努力をしてください!それがない限り『がんばっています・がんばっているつもりです』で終わる。もうそれはなくさないとね!がんばりましょう!!