今日はナイター練習でした!
火曜日の練習の際に、改めて自分達の目標に対する気持ちについてを強く確認しました。今日がその最初のトレーニングになるという事でみんながどのような反応を見せるのか?目の色は変化するのか?強い気持ちを出せるのか?そういったものを観させてもらうようにしました。
積極的に集合〜すぐさま着替えてトレーニングを始めたのは3年生。その背中を観て2年生が動くという構図。ですが、その2年生には『意思』がありません。3年生がやっているから・・・で動くから『僕はこれで終わり!』と勝手に終わりを作り、勝手に遊ぶ始末。まだまだ心が全然使えていませんね。。。
みんなが自主的にトレーニングを始めてくれた横で1年生には『自分の目標』をまずしっかりと立ててもらいました。
まだ入って間もない1年生には3年生の熱意というものが伝わらないのは当然として、それでもこのチームでどのようになっていきたいのか?どうしたいのか?がない状態でトレーニングを行っても成長の実感を感じられないし、出来ていない部分の検証も出来ない。だから、まず目標をしっかりと考えてもらった上で活動をしてもらうようにしたので、今日は練習開始は時差式となり、2,3年生と1年生が分かれての行動となりました。
序盤は、体を変えていく、動かし方を変えていく、という事に時間を費やします。
技術を上げていく為の課題の多くは費やす時間でなく、その中身だと思うしその為の体に変化を与えていけるように考えながらやっています。体が動くようにする為にはどうしたら良いのか?を考えながらやっていく事。意識をして足を動かす事。どこまでこだわれるか?の所でちょっとずつですが、前向きに、本気になりつつあるメンバーも出てきています。
そこから対人プレーを入れていきながら確認をするのですが、『ボールを運ぶのか?隠すのか?』の判断や使い分けがうまく出来ている子もいれば、やっぱり無造作に使ってしまう子もまだまだ多い・・・。相手のあるスポーツで、自分のタイミングだけで物事がうまくいくはずがなく、相手に応じて使い分けられる『幅』なんですよね。
あれもあるし、これも出来る。その幅が良い選手の条件だと常に思いながら子供達にも伝えています。
そこから連動する事も要素に取り入れてやっていきます。相手、仲間が増えると出来る事や考える事が増える。
でも、どの状況になっても自分の事しか考えられない、余裕のない子は完全に流れから消える・・・。手を抜いているという表現ではないけれど、周りに気を配る余裕がないというのは正直な所。そこを磨くには自分の自信があるかどうか?にも直結する。だから技術をやりこんでいくしか自信が増えないのに・・・『もう終わりました』と遊ぶ2年生の姿がいかに変わる事に対して本気でないかがよく分かる。だからゲームになると流れに入れない。関われない。指示が出せない。となる。
その状況にならないと気付かないのであれば何度でもその状況を与える。ただ、その事に気付いているのか?気付いても変わる気がないのか?は本人次第だろうと思う。でも、『やろうとしていない子が目立つ』のはやろうとする子が、本気の子が増えた証拠。チームとしてはマイナスではないと実感している。
全員に何度も言うが、『今の自分に出来る事ぐらいは精一杯やりなさい!』って事です!それしかないし、それが全てでしょう!!がんばりましょう!!