「お客さん、閉店ですよ〜」ではありません(笑)。
今年も友の会ではニホンアカガエル同様、環境指標生物として、ホタルの調査を行っています。
新米谷津守人、我孫子でホタルが見られるなんて、初めて知った時には驚きました。
夏のホタル、ぜひ幻想的な世界をたくさんの方に楽しんでほしいと思いますが、ホタル観賞のルールをご存知でしょうか?
私は恥ずかしながら、全く知りませんでした!
私のような方のために、先輩谷津守人から教えていただいたホタル観賞のルールについて、お話しします。
〇まず、駐車場はありません。近隣の方の大迷惑になるので短時間でも路駐厳禁です。
〇時間は20時前後を目安に。19:30では早すぎます。
〇湖北台10丁目のバス停方向から来ると、右の看板があります。ここからはけの道に入ってください。
といっても真っ暗だから、この看板は見えないか!
そう、真っ暗なので、昼間に下見をされることをお勧めします。知らない真っ暗な夜道を歩くのはスリルがありすぎます。
〇真っ暗でお願いします!ここ、一番大切です。真っ暗だからと懐中電灯?厳禁です。真っ暗な環境だからホタルが生息しています。懐中電灯以外の携帯の画面、蛍光塗料で光るものなど、コンサートに必需品のペンライトもいりません(笑)。
〇防虫スプレー、NGです。スプレーする代わりに長袖長ズボンをお勧めします。
〇土の道です。足元の安全のために長靴をお勧めします。
〇蛍が体についたら、そっと払ってあげてください。そっと手に乗せて観察するのは大丈夫ですよ。是非近くで観察してください。観察したら、そっと放してあげてください。一頭ぐらいと皆が持ち帰ったら、せっかく育ったホタルがいなくなってしまいます。
昼間の景色とは全く違う、この季節だけのナイトショー。
ホタルの光は友の会のメンバーにとって、単に夏の風物詩でなく、もちろん「閉店の合図」でもなく(笑)、保全活動の成果です。
「田んぼの生き物」についての勉強会の講師でいらしてくださった田中利勝先生が、「ホタルは湿地の保全のプレゼント」とおっしゃったそうです。素敵なコメントですね。
行ってみたいけど一人では不安な方は、是非、連絡先にメールください。
友の会のホタル調査のスケジュールをお知らせしますので、ご都合が合えば、是非ご一緒しましょう。