今日も朝からファルコ二人を連れて昨日と同じく神戸弘陵高校さんへ練習会への参加をさせていただきました!
昨日の経験をした事は本人達にとっても大きかっただろうし、ある程度の予測というものが出来る。それを踏まえた上で今日はどのようなアクションが出来るのか?というのが自分にとっては楽しみな所でした。自分のチームでは中心選手、という子ばかりが今日も集まっていたし、昨日とはまた違う顔ぶれが多くそれでも60名を越える人数が集まっているのですから神戸弘陵高校さんのすごさが分かります!
昨日よりも暑い???と思うぐらいの気温でした・・・。
流れは昨日と全く同じで11人制のゲームと4対4のミニゲームとの2種類がありました。どちらも基本的には身体能力ではなく、技術という部分で大きくフォーカスされるようです(選手への観る基準としても言われたようです)。
足元の技術には自信のある選手ばかりが集まってきているので、当然ゲームの質も高くなるのですが、昨日も今日も多く見受けられる『ミス』。サッカーなのでミスはつきものですが、そのミスの仕方などについても非常に考えさせられるものがたくさんありました。
あちこちから良い選手が集まり、技術を出し合う!先日のトレセン選考会でも同じなのですが、一人一人の技術は間違いがない!!なかなか一人で奪うのが難しいぐらいにみんな『当たり前のレベルでキープも突破も出来る』のですが、『絡む』事に関してはかなりミスだらけでした・・・。
A君の狙いとB君の狙いがズレてしまった・・・。そこまではこの場じゃなくても自分のチームにだって起きる話。ただ、自分のチームならそれを改善という方向へ導く努力をすると思う。思いを伝えたり、話をしたり・・・。なのに、こういう場に来ると何事もなかったかのように流してしまう・・・(もちろん内心はお互いに不満があるのだろうと思う表情はしている)。こういう場でこそ改善の話だったり伝える事をしなければ自分のチーム内だけでの事では結局次のステージで通用しないのではないか?と改めて痛感した。
もちろん日本人全体の気質みたいな所もあるだろうけど、やっぱり世界基準での有名なスポーツをやっている以上はそれで済ましてはいけない。
実際、この強豪高校である弘陵さんの試合を何度か拝見させていただいたけど、非常に試合中の対話が多い。当たり前に意見を交わし合う。ファルコでも、チーム内ではやっているけど、一歩外に出る機会があると全くしゃべれない、というのを目の当たりにしてきた。これではいけないとやっぱり思う。
人と人が繋がるスポーツ。それを今日も改めて感じた。寄せ集めの6チームが試合をする中で、やっぱり一番流れの良いチームとはゴールを決めた時にも自然と人が集まるしその人数も多い・・。それに比べて得点しても知らんぷり、声もない、自己主張のみ、のチームはバラバラで息苦しい。みんなアピールしたいのは分かるけど、自分のやりたい事、出来る事も、仲間がいてこそ出来るんだって事をもっと理解すべきだと思った。
二人はこの二日間で、この学校に来た事よりも、ここで集まった同年代に多くの刺激を受けたと思う!そうやって成長してくれる時間があるからこうして連れて来る価値があると思う。そして、同時に、コーチとしてもこのように色々考えさせてもらえる時間となるし、実にありがたい時間。
レベルの高い選手とは?単に技術があるという事ではいけないという事を改めて感じた。観れる、までは多くの子が出来るかも知れない。だけど、その先の『実行』という所に大きな差があると思った。愚痴、不満で終わるか?解決の為に動くか?その違いはサッカーというスポーツを高いレベルでやるのであれば不可欠な要素だと思う。
相変わらず運営をされている高校生の態度、姿勢は見事なものでした!!!こういう良い姿勢は是非見習いたいと思います。二日間ありがとうございました(礼)