10月2日「マッタナシの空き家対策まちづくりの視点から考える」講座が行われました。
今回の講座には、講師にNPO法人兵庫空き家相談センター理事長三坂友章さんと近畿大学総合社会学部環境・まちづくり系専攻教授久隆浩さんにお越しいただきました。
前半は講師さんによる講座で後半はフリートークという形式で行われました。
前半の最初は三坂さんから。
空き家は今後も右肩上がりに増えていく
空き家になったらどうなるのか
なぜ空き家対策が進まないのか
といった空き家の現状をお話いただきました。
空き家の推移をグラフで見て、空き家を放置して動物に入られている写真や台風で家の壁が崩壊し家が倒壊しそうな写真を実際に見ると空き家が如何に問題なのかが実感できました。
私スタッフYYも親族で空き家を持っているので、写真のような状態になる前に早く解決せねば!と思いました。
続いて久さんより
空き家問題をまちづくりの視点からお話いただき、そして徳島県神山町などの事例を交えて空き家の取組もお話いただきました。
とても多くの事例とアイデアをいただき、空き家問題の解決は1つだけでなくいろんな方法がある事を学びました。
また、空き家問題には大きく3つ環境・治安・コミュニティあって、それぞれに合った取組みをしていくと良いだろうとも仰っていました。
後半のフリートーク。
参加者よりご自身の地域の空き家の悩みなどを講師の助言をいただきながら話し合いをしました。
時間が経つにつれて意見や質問が盛んになり、講座終了後も個別でお話されている方もいらっしゃいました。
今回の講座で空き家は、身近に迫った大きな問題で解決するのは簡単ではないですが、家族やコミュニティの協力があれば解決する事も可能だという事です。
この度は、講師の三坂さん、久さん、ありがとうございました。