今日の夜は西脇スクール♪

過ごしやすい気候の中、今日も元気にがんばりました!!また中学生も3名来てくれたのでとても良いお手本になってくれているし、ありがたい事です。一人また体験に来てくれたし、子供同士の繋がりなども広がっていく事に感謝したいと思います。

前回から正式に入会してくれた2年生の女の子の美月ちゃんでしたが、場の空気にもちょっとずつ慣れてきています。今日は5年生の女の子であるゆうゆちゃんが参加してくれた事もあり、最初から本当によく関わってくれました!ゆうゆちゃんも照れ屋なので、あまり近くに行くと恥ずかしがるので遠巻きに見ていると伝えている時の表情がとても良かったし、何よりもゆうゆちゃんは末っ子でもあるのでやっぱり下に対しての気持ちは違うものがあるようです(自分も四人兄弟の末っ子なので)。だからお姉ちゃんになった気分だったのか、教える時はとても優しく、ボールを扱うトレーニングの際には一番自分に厳しく、最後までこだわりを持って本当に根気強くがんばってくれている時のまた違った『眼差し』は今日一日を通して最高でしたね!!こうした子供の姿勢を観ながら自分もまたやる気がいっぱいになります!!

兄弟でこのスクールに参加をしてくれている子が多いのですが、今日はその特徴みたいなものが見えたのが良かったです!!

下の子は自然と上の子を観ている環境があるから似ている部分が多い。でも、見本が身近にあるから真似から入れてその上で自分なりの改良をしていくから同じ競技、同じ種目をしていると下の子のほうが上達していく例が多いのも分かる気がする・・・。

このスクール内は小学校の2年生〜中学校の3年生までがいるのでとても幅広く、その中で刺激をお互いに与えながらやれているのがとても良い空気を生んでくれている。

二学期に入ってリフティングとドリブルを多くやっているのですが、この時に見える『各自の習慣』がやっぱり息苦しくなってしまう事が多い・・・と言うのも、やっぱり『リフティング=回数』となり、『ドリブル=コーンに当たらないように避ける』という感覚が根強く植えつけられているからです。

だからチャレンジがまず少ないし、その上で失敗が嫌だったり恥ずかしいと思っているから、子供達がやる選択は『やらない』になる訳です。自分としてはこのスクールでその感覚を壊さないといけないし、どう考えてもそれが一番の優先順位となる。回数や姿勢ではなく『考え方』を変えさせたいと思う。

失敗、ミスはしてもいいよ。とか負けてもいいよ。と伝えてしまうと誤解を招く。

当たり前だけど、勝負事でもある競技スポーツなので本来負けてもいいって事はない。自分もめちゃくちゃ負けず嫌いだし、その心は競技をやる上で根底にあるべきだとも思う。ただ、練習という位置付けを考えれば勝つとか負けるよりもしなければならない事があり、そこへ向き合う事が先決だという事。

だから『失敗してもいいよ』じゃなく、『どうして失敗になったか気付く、考える事から始めよう!』となる。頭の中から変えていく!こうしたい、こうしてみたい!こういうイメージを持って!という事がある子を増やしていく。その雰囲気が増えれば自然とボールを触る子供達は『夢中』になる。コーチはそんな『夢中』にさせたら勝ちだと思っている。

最後のシュートゲームでは、2年生の美月ちゃんと楓真くんがゴールを決めるなどかなり盛り上がりましたね♪しかも、そのゴールを喜んでくれたのは本人以上に周りのメンバー!!そんな優しい気持ちがいっぱいあった雰囲気はとても温かったですね♪

自分が外していたのに、2年生のゴールを自分の事のように喜んであげられる気持ちは本当に大切だと思うし、自然と出たそういう感情を大事にしてほしい。逆に2年生の二人も、周りが思っている以上にきっと心の中に大きな自信だったり、何かが変わるきっかけになっていると思います。

多くの学年だけじゃなく、多くの地域の子供が交わるこのスクールの環境は本当に最高だと思います。うまくなる事はもちろん、それ以上の大きな価値を毎回もらっている事に子供達とその保護者の方々に感謝でいっぱいです!これからもこの一人一人の子供達が『急がず・他人と比べず・自分なりの工夫をする』をテーマにがんばっていきたいと思います♪