日 時 平成30年10月17日(木)14時〜15時30分
今回の講師はある病院の緩和ケア病棟に勤務されている
チャプレンの方でした。
緩和病棟とはホスピスとも呼ばれている所で、主に終末期の
ガン患者が利用する病棟だそうです。
昨今 ガンと言いましても良い薬や先進技術による治療等が
出来るようになってきましたのが、それでもこれ以上の治療は
むつかしいとされる人達の痛みを和らげ、自分らしく生きるた
めの施設です。
シニアの人の中には、「もうここまで生きたのだからいつ死んでもよい。」と日頃言っていても、いざ余命を宣告されると「もう少し生きたい。」と思う人が多いようです。
そこでこのような時に「今」をどのように生きるかということについて提言をいただきました。
1前向きに生きる。 → 人生の困難を前に何を創造できるか・・・
2ユーモアを持って生きる。 → 心と心の交流を考える・・・
3感謝して生きる。 → ちょうど良い人生だったと・・・
4趣味を持って生きる。 → ベッドででもできるものを・・・
5家族・友人の絆を育てて生きる。 → 自分の思いが兄弟・子供・友人等に届いているか・・・
病める人は会いたい人を待っているので、その人に来てもらえるように生きて下さいとのことでした。