朝方降っていた雨も上がり、薄曇りの大阪。
今日も出勤途中、中年女性に「家庭裁判所の出口はこっちですか」と道を聞かれました。
先週も熟年ご夫婦に○○ホテルはどこですかと聞かれました。(知らないホテル)
私の顔に道を聞いてくださいと書いてあるわけでもないのに、ぼーっと歩いているからでしょうか。
世界に羽ばたく海洋堂さんのことを書いた次の日に、ローカルなご近所のスーパーのビニール袋の話です。
これは一見、普通のビニール袋なのですが、2枚の袋の口の長さがおよそ1cm違うのです。
スーパーの土曜の朝市で、サンマを買う時に気付きました。
朝市のサンマは生で、氷と水を入れた箱に入っており、そこから自分で選んでトングでつまみ、袋に入れ、レジへ持っていきます。
この時、普通のビニール袋と違い、するっと口が開けられたので、えっと思いました。
よく見ると、こんな風になっているのです。だから楽に袋が開けられる。(1枚余分にもらってきました)
何だ、そんなことかと思われる人も多いでしょう。
しかし、普通の薄いビニール袋でなかなか開けられずに苦労した人もあるのではないでしょうか。
指に唾をつけてビニール袋を開けている人を見たことありませんか。
特に高齢の人。これは指の皮脂、つまり脂分が減り乾燥するので、滑って開けにくいのです。
その問題をこの袋は解決していると思います。
(高齢者が使いやすいと、高齢者以外も使いやすいことが多い)
加えて、大量生産するときに、片側だけの袋の口の長さを変えるのは1工程か2工程かわかりませんが、手間がかかるはずです。
なぜこのようなことを考えるかといえば、私も以前、家電製品のデザインをしていたので、工場の生産工程が1工程増えるのは手間とコストで、大きな問題だと理解しています。
とうことで、このビニール袋はスゴイ! と思いました。
また、朝市で生サンマを買ってお世話になります。