近畿二府四県と岐阜県にまたがる
「西国三十三所めぐり」。
すったもんだありましたが、
おかげさまを持ちまして
全て打ち終え結願しました(ー人ー)☆
昨年サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
(スペイン巡礼)→熊野古道(中辺路ルート)
徒歩巡礼(【二つの路の巡礼者】達成&登録)、
そして、熊野三山の一つ・熊野那智大社にお参りに行った際、
その隣にある西国1番・青岸渡寺にお参り&
西国33の御朱印帳をゲットし、西国巡礼スタート・・・と、
私の中ではこれらは一つの流れとして連続しており、
この三巡礼全てを結願し、感無量です(T0T)☆
![](/img/u43837/FI4003381_0E.jpg)
そもそも何故この西国巡礼をしようと思ったのか?
それは、私の父方のおばあちゃんが生前、
この西国33と四国88をお参りし、
二つの【掛け軸】を作り、
おじ(故人)経由で今、私の手元にあるからです。
四国88に関してはしょっちゅう
お参りしているのでいいのですが、
西国33は私自身は一度もお参りしていないのに、
私がその掛け軸を持っているのは
観世音菩薩様に対して申し訳がないので、
いつか一度はお参りしようと思っていました。
![](/img/u43837/FI4003381_1E.jpg)
以上の理由により、
私自身にとっては一周目のお参りですが、
これは完全なる【お礼参り】であり、
おばあちゃんの掛け軸の“おかげさま”を日々頂き、
その御恩に対する“報恩感謝”ということで、
全札所に直接伺って手を合わせて参りました。
帰宅後、この掛け軸を改めて観ますと、
なんだかよりぐっと“観音さん”が私に近づかれ、
ますます親近感が沸いてきました。
これからは観音さんの更なるおかげさまを頂きながら、
「世の音を正しく観ずる人間」を目指し、
ますます精進して参りたいと思っています。
![](/img/u43837/FI4003381_2E.jpg)
今改めて思えば、私のおばあちゃんは
“観音さん”みたいに、物事を正しく観、
と同時にしなやかで誰にでも優しく慈愛に満ちた人でした。
ほんと、おばあちゃんを筆頭に、
故人である先祖の【御徳】をたくさん頂いていることに、
ますます感無量で、感謝しかございません。
今回の西国33で最も学んだことは、
【「見る」のではなく「観る」。
「心で観(かん、感)ずる」ことの大切さ、その真髄】です。
単に肉眼の網膜に映るものを「見る」のではなく、
その中にある目では観えないものを、
自らの心の中でちゃんと観することが、
真の幸福への道のスタートであり、
幸福そのものであるということです。
![](/img/u43837/FI4003381_3E.jpg)
私自身、まだまだそのような心眼を得ておりませんが、
その方法を今回、33の観世音菩薩に
教えて頂けたような気がいたします。
あとはそれを元に、
更なる行に励みたいと思っています(ー人ー)☆
なお、ブログの方に、
個人的な西国33観音霊場全体の感想や、
四国88との違いを下記のブログに記させて頂きました。
加えて、美しい西国の風景写真もアップさせて頂きました。
ご参考までにどうぞ〜(^^)♪
お世話になった全てのみなさま、ありがとうございました。
![](/img/u43837/FI4003381_4E.jpg)