今日はどんよりした曇り空、昼から雨の予報。
本日も東京新聞のコラム「坂岡洋子の1,2の老前整理」に書いた原稿です。
(イラスト なかだえり氏)
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いま一度「足元を見る」 2014年10月8日
「足元を見る」とは相手の弱点を見つけ、つけ込むことのたとえだそうです。
語源は歩いて旅をした時代に街道筋などで、駕籠かきや馬方が旅人の足もとを見て疲れ具合を見抜き、疲れた客の弱みにつけ込んで高い駕籠代を要求したことから出た言葉だそうです。
私が社会人になって先輩から聞いた別の「足下(あしもと)を見る」は、ホテルや旅館などのサービス業では客の靴を見るとどういう客かわかるということでした。つまり洋服にお金をかけていても靴を見れば人となりがわかるという話。
そこで今、足元を考えてみましょう。
下駄箱の中に長い間眠っている靴はありませんか。きものや洋服なら親しい人に譲ることもできますが、靴はたぶん無理ですね。
これは足のサイズ、形が違うからです。素敵なハイヒールがあるけれど外反拇指で痛くて履けなくなった、なんてことはありませんか。合わない靴を無理して履くと姿勢が悪くなったり、腰や膝を痛めることもあります。
たぶん今の「いい靴」は目的と足に合った、履きやすく、疲れない靴だと思います。そして今の洋服に合う靴ですね。
靴は長い間しまいこんでいると、カビが生えたり、アウターソールと呼ばれる靴の外底が劣化してボロボロとはがれる場合もあります。
まず全部出してチェックしてみましょう。次に、履くとマメができたり靴擦れする靴はありませんか。痛い思いをしてまで履きますか。
あとは汚れているものは磨く、そしてもう履けないと思ったら潔く処分です。
ついでにフォーマル用の黒い靴も見直しておきましょう。かかとなどの修理が必要であれば、気付いた時に直しておけばいざという時に慌てることもありません。
「老いは足からくる」とも言われています。健康維持のためにも「いい靴」を履きたいですね。
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下駄箱のチェックもこの時期に^_^
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現在 12月6日 16:24です。
ソフトバンクの13時半ごろからスマホ通信障害のようです。
ソフトバンクのスマホのみの方は、皮肉にもこの通信障害のことを知ることができないようで、スマホが壊れたとか、口座に料金が足りなかったかと、あわてておられる方もあるようです。
周囲でそういう方がおられたら、教えてあげてください。
早く復旧すればよいですね。