2018年12月8日(土)、姫路市立高岡西小学校にて地域安全マップ教室(エフエム神戸・「だいじょうぶ」キャンペーン主催、東京海上日動火災保険協賛)が開催され、小宮教授と協会認定指導員8名&研修生1名で訪れました。午前中に大人向けの指導員養成講座、午後は新指導員による小学生への指導という流れ。東京海上日動の地方創生への取り組みもあり、今回は社員や代理店の方々だけではなく行政・現地の大学関係者・地域住民・PTAなどもご参加いただき、通常よりも大規模な催しとなりました。全員がおなじキーワードを共有しながら、様々な立場で活発に意見交換。とても充実したマップ教室になりました。
【1班】
この班には小宮先生も同行しました。猫ポイント(騙しの手口を実際にロールプレイングするために分かりやすい景色)を探すためにどの班よりも熱心にフィールドワークをしてくれました。担当した協会認定指導員が用意した可愛い気球のコメント用紙をうまく使いながら、一緒に回った大人たちと子どもたちが、話し合いながらマップを完成させてくれました。
【2班】
事前講義で行うクイズの段階から、とても積極的に手を挙げて自分の言葉で意見を述べてくれました。フィールドワークの時間が短かったにもかかわらず、9つもの危険・安全なポイントを見つけてくれ、その一つ一つに丁寧にコメントを書きました。また、マップには大切なキーワードも載せられており、可愛らしい飾り付けも時間いっぱいまで施してくれました。
【3班】
事前講義では、地域への関心がない場所=心理的な意味で見えにくいという説明をします。その際に、子どもたちにも分かりやすいように「落書きやゴミの散乱は、周りにまいっか人間がいるからだ」と教えます。3班の作ったマップを見ると、とあるコメントに「まいっか人間がいる場所」との説明文が書かれており、楽しみながら理解を深めてくれたことが分かります。
【4班】
グランドや空き地、公園、歩道、学校近くなど、バラエティに富んだポイントをまわりながら景色解読力を身につけました。フィールドワークでまわるエリアはあくまでも訓練のための場。そういった意味で、似たような景色だけではなく様々な場所を見てまわることはとても重要です。この体験によって、初めて見た景色でもキーワードで判断できるようになります。