自分の様子を自分で観れるようになると人は変われると思います。
逆に言うと、それを見たくないから見栄を張ったり、虚勢を張ったりするんだと思います。本当の自分を知っているのは自分自身なんだけど、隠したり、誤魔化したりしたくなる。ちょっとでも良く思われたいから・・・という気持ちなんだろうけど、そういう気持ちのまま大きくなっていくのは『成功した時だけ評価されて育った』という背景があるからだと思う。
そんな背景が『自分という存在を認められた』というものであれば失敗を恐れない、挑戦を楽しむ。という事が出来るんでしょうね!最終的には大人はそういう子供を育てたいという思いは同じ、近いものだと思うし、自分もそんな将来に向けて関わっている一人として意識していきたいです!
今日の加美スクールでは、そういう部分をものすごく冷静に観れた気がします。
。。。と言うのも、昼間にキッズ活動をしたからですね!幼少期に関われる事により、子供達の成長する前の姿を観る事で、何をしないといけないか?何が大切か?を考える事が出来るのです。火曜日はありがたい事に幼稚園児⇒小学生⇒中学生と段階別にコーチとして関われるから色々気付く事が増える環境にあります。
このチャンスを逃したくないし、前向きに考えればうまくいかなかった事でさえプラスになっていくので、一つ一つの場を大切にしていきたいと強く思う。
そんな今日のスクールは子供達に細かい事も話しました!
技術の事、考え方の事、です。それが一つ一つ子供達にどう残っていったか?は分かりませんが、伝えていくごとに良くなっていく変化はたくさん見れました。
どうしてドリブルを使うのか?どうやって使うのか?多分考えた事がないと思います。でも、物事には『目的』がやはり存在します。その目的が『チームの為?自分の為?カッコつける為?』で随分違ってくるんですよね。そこを整理しながらやる事をみんなに話して、いつもと同じメニューであっても考え方を変える事で変化がたくさん生まれたと思います。
自分のやりたい事はあるけれど、相手がいる中で出来るかどうか?もサッカーでは大事になってきます!
自分だけの世界で考えてしまうと『自己満足』で終わります。もちろん自分の人生なんだから自分が満足すれば良いでしょ?と思う人もいるだろうけど、それは『生きる・活きる』とは違うと思うのです。やっぱり物事を考える能力がある人間として生まれた以上は誰かの為に役立つ事が大切な義務なんだと思います。自覚はしていないだけで、社会の中で仕事をしながらみんなの生活を支えている人だらけなのもそういう事なんでしょう!大人になるという事は誰かの役に立つ、誰かの支えになる、という事です。サッカーはそれらを教えてくれる重要なスポーツだから面白いんですよね〜♪
だからみんなには『私は、僕は、これをやりたいです!!』をまず思ってもらい、行動やプレーで主張をしてもらい、それが最終的に『この行動、プレーが仲間の役に立つように』という所まで見えてくる、分かってくるとやっとサッカーの本当の面白さが見えてくると思います!
今はほとんどの子が自分が思った事が出来たかどうか?の部分にしか評価の対象がないだろうけど、役立てる楽しさとか喜びにも是非サッカーを通して感じてほしいですね!その為に、自分のやりたいプレーが表現出来るようにこれからもコツコツがんばりましょうね!!