新春・雅楽の調べ

日 時 2019年1月22日(火)13時30分〜15時30分
 新春を寿ぎ、雅楽の披露がありました。
 雅楽とは、神・自然(天地)・祖先への感謝を表したものと言わ
れており、「雅」とは「正しい、正当な」の意で、つまり「正しい音
楽」という意味だそうです。
 現在では、次の3つのジャンルの総称として使われている由
 (1)国風歌舞:日本古来の要素を持つ楽舞
 (2)唐楽・高麗楽:大陸伝来様式の音楽
 (3)催馬楽・朗詠:歌いもの(平安時代に貴族の間で流行した歌曲)

なお伝承によれば、奈良朝から平安朝初期にかけてシルク
ロードを通って古代インドや東南アジアから古代中国を経由
したり、古代朝鮮や渤海(旧満州地方)から伝わった宴饗音
楽を主体として、日本で熟成した音楽を言うのだそうです。
 本日披露していただいたのは・・・・・
 「朝倉(あさくら)」(御神楽)、「平調音取(ひょうじょうのねと
り)」(管弦・唐楽)、「越殿楽(えてんらく、越天楽とも)」「納曽
利急(なそりのきゅう)」(高麗歌)等々でした。