今日は西脇スクールでした!!

どう学ぶか?どう体験するか?何を感じるか?が全て。そう思います!

こちらが狙った経験をしてもらえるとは限らないし、逆に狙ってもいない所で学んでくれている事もあります。もちろん素晴らしい指導者はそれを狙って出来るのかも知れません。でも、今の自分にはそこまでの力はありません。だからと言ってこのままで良いと思っている訳ではないから、日々何かを掴もうとしているのです。『自分へのお土産』という言葉で子供に伝える事がありますが毎回の成果という形で何かを持って帰ってほしい。それは成功、うまくいった、出来た、というだけではなく、出来なかった、悔しかった、足りないものが分かった、でも良いのです。

自分の心がまず先頭に立ってほしいのです!

こうなりたい、こうやりたい、これが好き、これで負けたくない、みたいな!強い心の思いがあって体は動かされるのです。それを証明するのが、『口先だけなら何もしない子にも言えるから』です。だから言葉だけではなく、心をまず動かす事から始めてほしい。本当にやりたいのか?本当に自分が決めているのか?を子供に問う時間が増えたと思う。

いつしかやらされている・・・。子供もどこかで大人(親)の期待に応えたい気持ちがある。しかもそれは『されるから』である。大人が先に期待をしているからなのです。そうではなく、期待に応えたい気持ちが子供発信ならば絶対に違ってくる。ここを大人が本当に考えるべきだと思う。

コーチがスクールをやっていてもうまくなりたいかどうか?はみんなが決めるものであり、本当はそこまで思ってもいないのに『うまくしてください』は成り立たない。本気と本気のぶつかり合いがあってこそ、壁は越えられると思う。何に対してでも良いのです。自分の本気と時間、自分の本気と相手、ぶつけ合って乗り越えてこそ人は変われる。

変わる『前』には要するに『壁』があるという事。その壁を大人が用意するのではなく、自身が見つけるのが正しいと思う。自分で用意する、じゃなく夢中になってやり込んでいるうちに見つかる、が適していると思う。そうやって自分で自分を越えていく設定を作れるかどうか?をずっと子供と向き合っている。

今日も対話を多くの子としましたが、やっぱり『本気』をまず伝える。コーチが本気でこの場に向き合っているという事。それが重たいとか、ウザイとか、怖いとか思うのであればこの場で成長は出来ないと思ってほしい。

恋の話もあるけれど、『相手の思いが重たい』なんて言うセリフは本人に受け止められるだけの器量がないからだと思う。そういう所からも常に相手のせいにする事は出来る。そうではなく、自分を変える事、どこまで変えられるか(成長させられるか?)が生きていく上で大切だと思う。特に母親という経験が出来ない男にとっては余計にそういう部分はストイックになるべきだと思う。

もちろん強制はしないし、するつもりもない。

ここで書いている事は『こうやってほしい』という要望ではなく、『自分がそうなるような設定を作りたい』という思いだという事を理解してもらえたら、と思います。子供に関わってはや20年が経過し、元々見えていたような大切な事は同じでも、『どこへ行き着く為の方法』だったり『根本』というものをしっかりと考えるようになった。

だから今の自分の目の前で起きる素晴らしい事の数々は『まぐれ』は一つもないという事だけは確信を持てる。子供が変わる、成長するという事の意味を分かってきたから。偶然は存在しない。偶然なんかに頼りたくもない。

いつでもがんばる子供にとって必然的な成長をさせられるコーチに!!これからも精進したいと思います!!