朝方大きな雷が鳴り雨が降った大阪ですが、もう上がっています。
この時期、ラジオの番組改編でよく聞いている番組が4つ終わります。
ショック!! です。番組を作る作り手の世代が変わると、作りたい番組も変わっていくのかなとも思います。
今日のお題はPOP-UP BOOK です。
これは『ARCHITECTURE』by Anton Radevsky の建築の歴史の本です。
写真は本を開いたところ。(本文は英語)
内容はエジプトのピラミッドやローマのコロッセオ、アジアではインドのタージマハール、ヨーロッパ中世の教会建築、ルネサンス、バロック時代の建築、最後が20世紀の建築の紹介です。
中央の建物がアメリカのクライスラービル、左上はスペイン、ガウディのサグラダ・ファミリア
右上はニューヨークのグッゲンハイム美術館、右下はスペインのグッゲンハイム美術館です。
上のページの立体を畳み込むとこのようになります。
右上には明石海峡大橋、右下にはエッフェル塔です。立体にならない部分も、たくさんの仕掛けがあり、たくさんのサプライズがあります。
全てのページを紹介するわけにはいきませんので、このページのみです。
この本はインテリアの講座で講師をしている時に教材として使っていました。
インテリアとはいえ、簡単に西洋や日本の建築史を学ぶので、この本を持参して、学生と楽しみました。
今ならパワーポイントでいくらでも写真を見せられますが、当時はパネルにして写真を見せるか、スライドで映写するか、オーバーヘッドプロジェクターで投影するかでした。
こうして「サプライズ」の立体を見せることで、テキストを読むだけでは得られない「興味」を持ってもらえればと思っていました。
この本は2007年出版で、現在並行輸入でしか手に入らないようですが、私は書店の洋書売り場で偶然見つけました。
今のように、ネットですぐ写真を見られる時代こそ、こういう本が面白いと思っています。