今日は朝からおかしな天気で雨が降ったりやんだりでした・・・。

気温も低くてかなり肌寒い中でのゲームとなりましたが先週の北播磨カップの二日目でした。

試合という場で多くの事が気付けるのですが、みんなにとっては『うまくやる自分が基準』になっていて、だからこそうまくいかない時と向き合えない。そして今日よく分かった事が一つ!!

自分と向き合えないから周りの事も見えないという状況。

二つの試合を経験出来た事でよく分かった事です!

最初の試合というのはやはり入り方、リズムの作り方が難しい。その上、うまくいかない事で自分自身で焦ってしまい、何もかもが慌てて『こんなはずじゃない・・・』みたいな考え方になってしまう事もあってかなり雑な試合になってしまいました・・・。

一人一人がチームの為を思いながらプレーをしなければならないサッカーという中で、今日は各自が自分の事で精一杯。。。

その現状は仕方がない事なので、せめて自分自身と向き合ってほしい事は伝えました、が簡単にはいかないのがこの年代。弱さから立ち直る強さをまだ完全に持ち併せていないみんなは目的の見えないトンネルの中をひたすら走っているという感じでした。

天気も持ち直し、試合の合間はみんなが『切り替える時間・整理する時間』であって、あれこれこちらが言う時間とは考えていません。

その事もあって、合間は良い表情でボールと向き合いながら各自思い思いの時間を過ごしていたので良かったと思う中、数名はその流れに入っていかず、の状態だったので個別対話みたいな形で『やりなさい』のやり方ではなく、『どうだい?』と探るようなイメージで向き合っていくと気持ちも開放されていきました。

うちの良さは対話の先に気付く力があるという所。だから一人一人の気持ちを大切にしていきたいし、弱さと強さに向き合いながら自分を進化させてほしいと思っています。

2試合目の前にはみんなスッキリした様子だったしここまでの設定を作ればコーチなんて必要ない、そういう状態になっていました。

おかげで2試合目は各自がやりたい事をわりとスムーズに行えたし、何よりも『自分と向き合えた事で周りを観る余裕も生まれた』事が分かったと思う。

ちょっとのプレーの変化で大きく変わる事はサッカーではよくあるのですが、この年代でそのちょっとを起こすのは『メンタル』です。平常心、余裕、自信があればみんな良いプレーをするけど、逆に簡単にメンタルが参ってしまう事も多い・・・。幼さも含めて預かっているだけに、ここはゆっくりでも厳しく向き合わせていきたいと思う所。

勝った時が楽しい、得点がうれしい、それよりも『そこまでの過程』を楽しめるようにならないと本当の楽しさとは出会えません。

まだまだこれから!!

焦らず育てていきましょう!!

良い根っこ、強い根っこは簡単に育つものじゃないという事を自覚しているので自分自身が焦らずにやっていく覚悟を持ちたいと思っています。

今日も選手は全員がんばってくれました!!その事への敬意を忘れずにこれからも熱く、厳しく関わっていきたいと思います!!

会場を準備してくださった善防中さん、対戦してくださった善防中さん、東条中さん、寒い中応援してくださった保護者の方々、本日もありがとうございました(礼)