今日は朝から堀金コーチと二人で帯同してサンブロススポーツグランドに行きました!
今回声を掛けてくださったのはフォルテ新宮さんでしたが、交流の目的ともう一つは岡山県の高校で先日の中国大会でも3位に輝いた就実高校さんが来られるという事で紹介もしてくださったのです。
就実高校さんはずっと女子高校だったのですが2009年に男女共学となり、サッカー部は2012年から設立されたのでまだ7年目にも関わらず中国大会の3位という結果ですからその成果というものはとても素晴らしいものだと思います!今日はその就実高校の監督をされている須田監督が来られていたので色々と聞きたい事もあったし、良い時間となりました!
こうして2種(高校年代)の方とお話させてもらえる機会ってあまりないし、自分はこの2種へ繋げる役割を担っている一人でもあるので、こうした成果も残している方から観る『3種年代に必要な力とは?』という事を色々聞かせていただきました。
自分がイメージしている事とたくさん重なっていたし、やっぱり目指すべき方向性というのは間違っていないと思う。ただし、当然の事ですがそこへ到達する為の精度とかこだわりはかなり強いものが必要になってきます。どの方も同じですが、革命的な結果を起こすような方というのは覚悟が凄まじいのです。
プロになるとか、目指すからとかじゃなく、社会に出ていく一人として大切な要素を持っていてほしいと願う。
今やるべき経験とは『自分で考える力・自分で乗り越える力』だと思っています。その為の失敗mたくさんやっておくべきだと思うし、そこへ向かう為の失敗は失敗でも何でもない。その場だけを落ち込むような失敗こそが唯一無意味な経験となってしまう事をこれまでのコーチ経験上分かっている事です。だから、目の前でがんばるみんなに伝えたいのは自分自身で気付いて乗り越える事です。コーチは応援はするけど、先回りしたり、引っ張ってあげる事はしてはいけないのです。後ろから、見えない位置で支えたり、ちょっと押す事はあっても、率先して引っ張るのはコーチの役目ではない。
ピッチの中で、後悔を残したり、仲間に後ろめたい気持ちで戻ってくるみんなにはなってほしくないと伝えた1試合目。
自分一人で好きな事なんて出来ないし、多くのサポートを受けながらやっている事の感謝の気持ちを持てないみんなが良いプレーなんて出来るはずがないし、やる資格がない事を伝えた2試合目。
負けるとかやられる事よりも恥ずかしいのは『ちょっとでも誤魔化そうと現実から目を背ける事』です。
勝たないといけない試合はないが、どうでも良い試合はもっとない。
後に残っていないような『何も出来なかった』ではなく、『本気でやろうとしなかった自分』から目を背けずに向き合っていく事。そこがスタートでしょうね!そういう意味でも、まだまだスタートラインに立てていないみんなを絶対に心からサッカーが楽しいと思えるようにしていくぞ!!
本気で楽しいと思える為にはどうしても避けては通れない『いばらの道』を自らの足で向かわせられるようにこれからも心を尽くしてやっていきたいと思います!
交流してくださったフォルテ新宮さん、就実高校さん、応援に来てくださった保護者の方々、本日もありがとうございました(礼)