今日のナイター練習!!

行事が色々重なってきている事もあり、参加人数はとても少ない日となりました。ですが、一人一人にとって『今日・今』という時間は一生の中で一度きりの時間なのです。

だからこそ自分も目一杯の気持ち(情熱に感じられたらいいな)を選手にぶつける。それが押し付けという形ではないように、子供が自らの責任を取れるように、自らの行動を起こせるように、そういう方向へ向けていきたいと思います。

うまく成長を感じられていない子の多くは、『自分を見つめる作業が苦手』だと思います。

それをしない子は誰かに『うまい!』とか言われたら成長した気分になるという一番危うい形で達成感を得る。

見つめる作業が苦手な子は指摘されたり、主張されると『うっ!』と引いたり、落ち込んだりする。

要するに、落ち込んだり、引いたり、他人の評価を気にしない域に達する事で『いつの間にか成長している自分を実感する』事になるんだと思う。

だから、練習中でも対話を活用し『自分で自分を観る』事を何度も促します。

どう思われたい?じゃなく、どうなりたい?である事。

<条件付き>で誉められる環境が多い子供達。。。

大人の基準、大人の見た目、大人の為、に使われ、指示され、やらされ、それを遂行した時(条件を満たした時)に『誉められる』から、自分を肯定出来ない子が多い。

この現実を作ってしまったのが我々大人だと思うからこそ、このファルコでは自分自身で自分を認める、容認する、受け止める、という作業を多くさせていく事となる。

この肯定感が強い子には他者との繋がりによる喜びを伝えていこうと思っているし、段階は人によって違う。ここまで出来たら、とかここまでは絶対に、みたいなマニュアルなんてないし、そういうのがあるから進歩状況などに目がいってしまい、中身がまたズレる事となる。

子供を育てる、子供が育つ事なんかにマニュアルなんて絶対にないという事。ただ、誠意を持って子供を『大人よりも下』として観るのではなく、一人の人間として観れる事が出来たら良いのだと思う。教えないと、伝えないと、変えないと、言わないと・・・って思う気持ちがすでに『見下している』という事をまずは大人が理解しないといけない。

一緒に考えないと、伝わるように言葉を見つけないと、変わるきっかけを一緒に探さないと、まずは相手の思いを聞かないと・・・って思える大人に!!自分への戒めとして今後も自分を見つめてがんばっていきたいと思います!!