194号「風和通信」(2019年6月1日発行)
〇風和慰労会の風景
去る5月10日、風和スタッフ、ボランティア、元理事長の波部さんら21名の皆さんと共に、手作りご飯をおいしく頂きながら、長年の労をねぎらうささやかな(にぎやかな?)会を開催しました。
「ボランティアは他人のためではなく自分のため」
「風和デイサービスのボランティアがなくなったらせがないなぁ」
などわいわい話が尽きませんでした。
6月からは、手しごと工房を開催します。
ゆっくりですが地域福祉のあゆみを止めることなく、地域の子どもから高齢者まで誰もがいきいき心豊かにくらしていけるの活動を続けていきます。
よろしくお願いします。
〇ついたち市のお知らせ
6月1日(土)10時から13時ごろ 波々伯部神社にて
食べもの、手作り品、貸本、体操などの楽しいお店が並びます。
※雨天は社務所にて開催します
〇ついたち市アイデア会議
ついたち市終了後13時30分頃〜 波々伯部神社社務所
参加費500円(お茶付き)
ゲスト・水田 裕之 さん(水田家の食卓)
綾部市で、小さな農家で無農薬の農産物を育てながら食品加工や農家民宿などをされている「水田家の食卓」の水田裕之さんをお迎えして、そのお話を伺います。
「手作りお菓子を売りたいけど、どうしたらいいの?」
「保健所の許可って必要?」
何かやりたいけど、一歩踏み出すために必要なことは何なのか?
肩ひじはらない水田さんの等身大の挑戦と開拓精神から学びたいと思います。
皆で熱く語りましょう!!
〇6月の予定 ※通信参照
〇賛助会員、協賛広告のお願い
〇認知症カフェ「かやのみカフェ」 酒井裕美(篠山市東部地域包括支援センター)
〇「まちライブラリーの本棚から③」 つどい場お茶の実 原 美由紀
『人はなぜ人を「ケア」するのか』
今回はこのタイトルの本を紹介したいと思います。
「老いを生きる、いのちを支える」というサブタイトルがついたルポルタージュです。
2010年(岩波書店) 著者/佐藤 幹夫
私がこの本に出会ったのは、介護の職場を離れてつどい場を始めた2013年でした。
それから6年、地域の暮らしの中で老いや死を身近に感じ、近頃は「介護」という言葉に違和を覚え始めて、あらためてこの本を読み返しました。
ひとは「生まれ・育ち・生み・育て・老い・死に逝く」存在であり、どの時点にも「ケア」が必要です。
「ケア」とは「いのちの守り合い」という佐藤氏は、特に「老いて死ぬ」ところに重点をおき、そこにケアはどう関わっているのか、「人はなぜ人をケアするのか」という問いに対して最終的に7つの仮説にたどりつきます。
老いて死に逝く過程を「介護」という言葉でくくってもよいものか、「ケア」を考えるよいきっかけになる本だと思います。
〇お礼
〇ふうわなくらし126
『NPO法人風和』
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