元農水省官僚の父親が息子を刺殺しました
息子は中学生の頃いじめられて不登校になり
それから引きこもったようです。
報道によれば、勉強をしないからと大好きなプラモデルを
母親に壊されたことを恨んでいるようでした。
息子は学校でいじめられ、家で教育虐待を受けて
いたのかもしれません
被害者だった息子が両親に家庭内暴力をふるう
加害者になり、両親が被害者になった
そして、被害者だった父親が息子を殺す加害者になり
暴力の連鎖が起きています。
しかし、最初の加害者である息子の同級生たちは
今頃どんな風に思っているのでしょうか?
恐らく自分たちがこの悲劇の始まりに関わったことなど
自覚していないでしょうね
一人の人間の心を傷つけ、その人生を狂わせたことなど
覚えていないのでしょう
いじめは学校だけの問題ではなく
家庭だけの問題でもありません。
いじめの破壊力は当事者だけでなく
周りに大きな影響を与えるため社会の問題です
社会の問題をどうするのか
個人の力では限界がある時
法律や政治が改善しなければなりません。
そのために私たちは税金を払い、選挙で議員を
選んでいます
法律や政治は意外と身近なものではないでしょうか?