人権学習市民講座その1

今回の講座のテーマは
「自死(自殺)について考えよう!」です

3回あります

その1回目に行ってきました

テーマはとても重たいものです

最近は自殺と言わず自死と言うそうですね

自らの命を自ら絶ってしまうこと

そこに至るまでは大変な思いがあったことでしょう

そういったことを少しでも回避したいということから
生まれた「いのちの電話」が全国にあるそうです

元々は1953年英国のロンドンで始まりました
教会の牧師が10代の女の子から悩みの相談を
うけたのですが、結果その少女は命を絶ってしまいました

それからいろんな経緯があり、日本では1971年東京で
「いのちの電話」が開設され
1973年には「関西いのちの電話」が開設されたそうです

この「いのちの電話」は24時間365日開かれており
スタッフは5交替で月2回の担当です

電話は4台あるとのことですが、掛ける人が多いのか
中々つながらなくて、あきらめてしまう人も多いらしいです

相談件数で最近一番多いのが「心の病」
喪失感・絶望感・孤独感が自死の要因にも
なっているとのこと

このごろは相談する場がたくさんありますが
どこへ行けばいいのかわからない人や
その場へ行くことさえできない人も
まだまだたくさんいます

もしそういう人が相談に来られスタッフがすることは
その人の話を聴く
ただひたすら聴くことに徹することだそうです

悩んでいる時や困った時に話を聴いてもらって
何かしら心が軽くなりホッとしたということが
ありませんか

相談事の大小はありますが
自分の心内を吐き出してしまえた時
ほんとにす〜〜っとします

自死に至ることは余程のことでしょう

その前に「いのちの電話」にぜひ電話して
みてください
TEL:06-6309-1121
24時間受け付けています