「丹波の灯り」丹波あかりの会 (2019年夏 13号)
〇百毫寺 ‐ 九尺ふじまつり
〇2019県展 ‐ 作品募集中です
〇照明メーカーの工場を訪問
〇丹波あかりの会通常総会
〇住之江の庭ライトアップ設備導入
〇第5回丹波あかり展から − 多彩な灯り(その2)
〇第6回丹波あかり展 − 作品募集のお知らせ
〇連載コラムⅢ「あかり」あれこれ③ 〜色の感じが変わる〜 前川 進
◇発行:丹波あかりの会
令和元年6月25日 兵庫県丹波篠山市郡家795−8 ℡:552・0257
◇第6回 丹波あかり展作品募集お知らせ◇
11月16日(土)から24日(日)まで、兵庫陶芸美術館コミュニティギャラリーで
第6回丹波あかり展を開催します。
出品を希望される方は、本会事務局までお問合せください。
℡:079・552・0257 mail:tbakari1606@yahoo.co.jp
◇第5回丹波あかり展から 多彩な灯り(その2)◇
昨年11月に篠山市の兵庫陶芸美術館で開かれた、第5回丹波あかり展から出品作品をご紹介
〇「花を灯す」(ミツロウのキャンドル) 太田 善子・博子
〇「灯台」 山副 幹夫
〇「行燈②」 石橋 草人
◇編集後記◇
照明用語の中に色温度(ケルビン)というのがあって単位は絶対温度Kで表す。
これは、絶対温度の零度がセ氏(セルシウス度)−273℃になっていて氷が凍る温度は273kと表す。
照明用語では、黒体を加熱して光を出すようになる温度を示していて、温度で光の度合いを表すのに使用され、電球色は3000k前後、5000k前後を昼白色、6500k前後を昼光色と呼んでいる。
ちなみに青空は12000kである。
百毫寺のご住職がケルビンという用語を話されていたことから、九尺ふじライトアップにはご住職のしっかりとした照明計画があったことが理解できた。
〔連載コラムⅢ〕 「あかり」あれこれ③ 〜色の感じが変わる〜
色は感覚であるため、光や色は物理学だけでは片づけられず、生理学や心理学の領域まで関係します。
赤いドレスの女性が緑の芝生に座っていると赤色が一層鮮やかで美しく見えたり、部屋に入って暗いなと思っていても、時間が経てばそう思わなくなります。
今回は、色の感じ方が変わる事例を中心に述べてみたいと思います。
(1)色の呼び名は
(2)周囲の色で感じが変わる
(3)光の色や明るさの変化に慣れる
ひとりごと 〜ローソクのあかり〜
※次回:〜色と人の性格〜に続く
元神戸大学農学部教授 前川 進