日 時 2019年7月27日(土)10時40分〜12時10分
長寿社会に突入し、人生の後半戦に軸足を置いた講座が
ありました。
会社組織は、当初(新卒入社時)〜40才前後までは、ほぼ
よこ並びで推移しますが、管理職(課長・部長)〜役員の頃に
なりますと、ほとんどの中高年社員は中軸から押し出される
ことになっています。
昨今は会社定年後もかなりの時間がありますので、「人生は
二度ある。」を念頭にお話しをしてくださいました。
講師は、「人生は後半戦が勝負」であり、特に「75才までの黄金の15年間」を輝かせるために、いい顔で過ごせることが大事であると語られました。
会社では意欲をもって働いていても、45才位から将来のことを考え出し、揺れ始める人が多い由です。
その働く意味に悩む状態を、「心の定年」と名付けているとのこと。
そこで一念奮起して転職(会社員から 職人に、農業に、美容師に・・・等々)した方々の事例が紹介されましたが、各々 収入減となったり将来に悩みを持ったりしつつも、総じていい顔で過ごされている由。
さて、本論の定年後を見据えたポイントですが、(1)焦らず急げ、(2)単なる趣味の範囲にとどめない、(3)子供の頃の自分をもう一度呼び戻す、(4)身銭を切る、(5)個人事業主に学ぶ、(6)手の届く複数のロールモデルを探す、(7)自分をどこへ持っていくかが大事・・・・・とされました。