日 時 2019年9月3日(火)13時30分〜15時
自分の身近な人に介護が必要になったかどうかは、なかなか
わかりづらいものです。
今回はそのような時の「気づきと備え」について、お話しを伺っ
てきました。
まず本人の気づきですが、たとえば(1)心身の不調が続く、
(2)違和感がある、(3)電話での会話がわかりづらい、(4)度忘
れすることが増えた、(5)スケジュール管理が苦手になった、・・・
等々があれば要注意である由。
また家族の気づきとしましては、(1)雰囲気が変わった、(2)趣味に興味がなくなった、(3)外出しなくなった、(4)同じものを買ってくる(例:冷蔵庫の中は卵ばかり)、(5)料理のレパートリーが減った、(6)何度も同じことを聞く、(7)怒りっぽくなった、(8)薬の管理が怪しい・・・等々だそうです。
そこで上記のような気づきがあった場合ですが、(1)相談する(市役所・民生委員・医療センター等)、(2)受診する(かかりつけ医・認知症の専門科等)・・・のような行動をとりましょうとのこと。
なお、相談なり受診なりする時には、(1)いつ頃から、(2)気になるところ、(3)今迄かかった病気の整理等々をしておくと便利である由。
さて認知症への備えですが、厚生労働省の予防定義によれば、(1)発症リスクを少なく(運動・栄養バランス等)、(2)病とうまく付き合う(コミュニケーション等)・・・だそうです。