今日は大切な日でした・・・。
ファルコを立ち上げたのが2004年!今年で節目の15年目を迎えた訳ですが、立ち上げ当初は右も左も分からずにクラブ主催の大会などに出るしかありませんでした。。。繋がりもなかった中で、快く練習試合を引き受けてくださったのは2チーム。
同じ縦縞繋がりのエストレラ津田さん、そしてもう一つが今日交流をしてくださったデルフィネス赤穂さんでした。
そのデルフィネス赤穂さんも今日の試合でチームは解散されます・・・。今後は赤穂FCさんという事でチーム自体は存続されるのですが、デルフィネス赤穂という名のチームはなくなるという事です・・・。
うちにしか分からない感慨深さがあります。
何度も何度も交流を重ねてきて、今日の白に赤い斜めラインの入ったユニフォームを観るだけで胸にグッとくるものがありました。監督の炭谷さんにはうちが苦しい時も、温かく迎えてくださり、また個人的にも相談に乗ってもらいに赤穂まで一緒に酒を交わしていただいた事も昨日の事のように思い出します。。。
選手にとってはピンと来ない事かも知れないけれど、やっぱり自分自身この15年間で色々あったし、そういう思いが蘇ってくるような時間を感じながら今日は現場でおいしいサッカーの空気を吸わせていただきました。
いつも赤穂城南グランドでお世話になる事が多く、その時には監督の炭谷さんが汗びっしょりになって、コート設営を懸命にされている姿が鮮明に、記憶に残っています。
一緒に交流させてもらって『二度とやりたくない!』と時代が変わっても一度も思った事がなかったのは、やっぱり炭谷さんという人間が関わっている子供達におかしな感覚の子は一人もいなかったからだと思います。選手との距離感も良い方で、ユーモアもありながら頭のキレる方なので、いつも勉強になっていました。あの頃は今日のようにこんな立派な芝生グランドで交流出来るなんて思ってもいなかったけれど・・・炭谷さんの熱意、努力、行動力もあってこのグランドが出来た事は紛れもない事実だと思います。
今日は自分の中には『感謝』の一言しかなかったので、試合には全力で臨む事や一生懸命にファルコらしくやる事を目的にしました。
チームを越えた交流、練習会、紅白戦などを一緒にさせてもらった事もあります。本当にありがたい気持ちしかありません。こうして素敵なチームが姿を消してしまう事に残念な気持ちでいっぱいではありますが、逆に素敵なチームと交流させてもらったからこそ残った自分達が素敵にがんばる責任があるとも思っています。人は人との繋がりによって成長していくものだと思うし、その原点を教えてくれたチームだと思っています。
何も出来ないけれど、チームとして、ファルコとしてのお礼の気持ちだけは届けさせていただきました。
結果よりも、人間育成に力を注いでおられた炭谷さんの考えには共感出来る部分が多く、自分も多くを参考にさせてもらってきました。自分はまだまだ炭谷さんのような立派な人間にはなれていないので、少しでも現役のコーチをやり続けられるうちに追いつけるように精進していきたいと思います。
本当に長い間お疲れ様でした(深礼)
今後も個人的なお付き合いを含めてよろしくお願いいたします(礼)