今日は久しぶりに冷たい雨が降りましたね。

活動は室内で行う事となりました。明日からの三連休もちょっと天気が心配ですが、運動会がある学校も多いのでどうか天気が回復してくれるといいですね!

そういう事もあり、エリート塾の活動は休みにしましたが、運動会がすでに明後日に延期になった学校もあり、その事もあって活動に参加してくれた小学生もいました。サッカーが好きだからこそ出来る事だと思うし、ゆっくり休める中でもやりたがる気持ちを大切にしてほしいですね。

そんな小学生とは逆に、『参加が当たり前』になっている中学生の中には

・来て当たり前
・やって当たり前
・出来て当たり前

みたいな感覚の子がいます。やるありがたみも、やれるありがたみも感じていない子。途中には『心』の話をしました。

みんなは思春期真っ只中!!自分に対して口うるさい大人(人)は『ウザい!』で済ませる。でも、そういう人がいる人間は伸びる可能性のある子であり、何も言われない、もしくは言われないように逃げてグループを作る・・・要するに『言われない仲間』と集まる事が『最悪の環境』である自覚がないのです。

言われるのは嫌。

でも、やるのも嫌。

そんな思考では何をやってもうまくいくはずがありませんね!ファルコは内面の弱い子が多いです。自分のミスで心が簡単に乱れる子・・・それって自分への期待、もしくは周りから過剰な期待を受けている証拠。ミスする今こそが『あなた』なんだと受け止める心が整わないと『努力』は出来ませんよ。

これは自分も通った道なので、本当によく分かります。成長する過程にはやっぱり努力があったけど、その努力すら楽しんでいた。ただ、周りには常に不満、文句、嫉妬をしてくる人がいたし、今も当然います。その頃はそういう言葉が嫌だったけど、今はそれすら気にもならない。『言いたい奴には言わせておけ』です。

人の評価がどうこうではなく、自分自身なのですから。

今日の練習で一番思った『つまらない』感情とは、『周りに合わせると安心する思考』です。

自分は子供と勝負をする際に、『頼む!一番良い記録で勝負してくれ!』と言います。でも、選手の多くは『頼む!ミスってくれ!!』です。相手のミスを期待するなんて勝負する思考の中でも相当低いレベルだと思いませんか?どうせ勝負をするならば、自分という人間を大切にしているのであれば、『お互いのベスト』でないと意味がないでしょう!!

これは日本の教育全体の課題のような気がします。

教育=足並み揃えて順序よく

みたいな風習・・・。自分も子供の時はそうでした・・・。振り返って先生に怒られた記憶を思い出すと『どうしてあなたは出来ないの?』みたいな事ばかりでした。隣の子が出来た事は自分も出来ないのいけないのでしょうか?しかも、本人である自分がそれをやりたいとも思ってもいないのに・・・・。押し付けられた感満載の中で育った人間が自分の発想で何かをやる、なんて簡単には出来るはずもありません。

自分は幸いにも、何かを生み出さないといけないコーチの仕事に巡り会えたから気付く事が出来たけど、ほとんどの人はやっぱり周りに合わせる、を第一にしてしまう。それは悪い思考ではなく、合わせる能力は必要ではあるけど、自分が言いたいのは『それが最優先的な考え方』の事です。自分という人間を越えて他人の為に、なんて絶対にありえない事。だから、今日のみんなに話をしたように低い意識レベルの子はどうしても安心する為にその輪を作るし、それが一番自分をダメにしている事に気付いてもらいたい。

自分は自分!!誇りと責任を持ってがんばりましょう!!