今日は昼間の練習試合が雨天中止となったので、室内練習へと切り替えました。
日々、トレーニングが出来る環境、努力が出来る環境がいかに大切な時間であるのか?を考えたい。それを子供に押し付けるのではなく『理解出来るようにする』事が自分にとって大切だと考える。
親の存在、ありがたみに関しても同じ。自分一人で生きていけないくせに平気で親を悪く言うとか偉そうに言う部分から良い選手になれる材料は失っているのと同じ。身近で、最大の力を貸してくれている人への感謝が出来ない人間が大成するなんてありえない。みんなはサッカーをやる以前に、人として生きるんだからその部分から理解を得てもらいたい。
ずっと最近言ってるのが『繋がり』という事。
本当に大切なキーワードであり、『現象』に目がいくから改善が出来ない事が分かる。改善とは現象に対してではなく、原因に対してである事。
繋がりの力が足りない事は最初のリフティングでも証明された。一人で、個人でやるのはうまくても人が絡むと全く出来ない。それはどうしてか???
気が回らないから。自分中心の考え方だから相手の欲しいタイミング、欲しい場所が分からない、考えない。その結果、良いパスが出来ないから良いパスが返ってこない。
世の中は『因果応報』だから、自分に返ってくるもの。
大きな怪我や災難もきっと何かが繋がってそうなっているという事。それだけに『繋がり』を大切にしないといけない。自分の身体の中だけでも繋がっていない。
今日は一人と長時間対話をせざるを得なかったのですが、その時にも話したんだけど『現実や今の状況が見えていない夢物語を語るのは幼稚園児だけ』という事。中学生になってもそういうレベルの子がいるのが現状。
うまくなりたい!活躍したい!と思うのは誰だって出来る。そこから先の差が出るのは、『そうなりたいけれど、今の現状はこうだ』と分かっているかどうか?の所。残念ながら分かってないまま、先だけを観ている子が多い。だから現状を変えられない事に気付いていない。
目を使いなさい!
心を使いなさい!
そして、そこに身体を繋げなさい!という事です。
努力の有効な仕方と言うか、正しい努力ってそういう事だと思います。闇雲にがんばるとか、息を切らす事ではなく、頭で思い描いた形に身体を繋げていく事(表現させられる事)なんだと思うのです。
勉強でも机に向かう時間だけを増やしても学力は上がりません。ノートに書いても、音読しても同じ。行動をする時に『頭と心を使えているか?』によって成果は変わる。サッカーでも練習に参加するだけでは変わりません。ボールを触る回数だけ増やしても変化はしれている。大事なのは、やっぱり頭と心を使いながらという事になる。
こういう言葉の意味について話せるレベルになってくると変化は大きくなっていくような気がします。
知らず知らずに『何かのせい』にしている自分にいつ気付けるか???
そんなつもりはないんだけど・・・と思っている人間が一番タチが悪く、良くなるスピードも遅い事が見えてきた。自分のせいにする、という言い方ではなく『自分自身の改善点はどこなのか?』って考え方を持つ事。
もっと日々の中で頭、心を使える人になりましょう!!