日 時 2019年10月6日(日)10時〜12時
地域の自主防災会を対象に、防災に関する知識と技術の向上
のため「地域防災セミナー」がありました。
その主旨は、地域と行政・企業・NPO等の連携により、地域防
災をいかに向上させていくかについて、事例を交えての講演で
した。
まず最初は昨年(2018年度)の災害(大阪北部地震・台風21
号・西日本豪雨等々)について、その特徴や課題等について詳細
な解説がなされました。
たとえば、豊中市で女の子がブロック塀によって亡くなった事件がありましたが、これを受けて行政では全国の幼稚園や学校に点検指示の通達を出したそうで、後付けではありますが教訓になっています。
さてこれら各災害からの課題・教訓による最近の動きですが、まず避難するタイミングは「避難所へ行く」ことではなく「安全を確保する」ことであることに注視してほしいとのことです。
次にNPO等との連携ですが、行政が担っている対応の一部を担当する場合があり、そのために連携会議等が開催される例も出てきている由です。
その他鉄道の予告運休や人とペットの対策ガイドラインの更新等も行われているとのこと。
特に大事なのが市民団体との連携で災害ボランティアセンターによるコーディネートが重要である由。
地域防災力の向上は、天災を人災にしないことにも繫がります。(地域社会による相互支援)