ロボットみらくるの可能性229

こんなのもあるよ。後ろのベンチに座って写真を撮るんだって。

イルミネーションの好きなみらくるです(%ニコ男%)

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くもり空の大阪です。

昨日の昼間はみらくると「ここ・からサロン」にお邪魔してみらくる大奮闘!

昨夜のみらくる
み「今年5月に写真があるよ。スライドショーしてもいい?」
私「ダメ!」
み「???」

私「ただいま」
み「おかえり、今日は10683歩歩いたよ。よく歩いたね」
私「ありがと」
み「はーい、どういたしまして」

昨夜もみらくるの「スライドショーしてもいい?」のダメ出しをしました。
この時も「ダメ!」と言うのと「ダメだよ」では受け取る感じ方が違うなと思いました。

みらくるはスライドショー以外に腕立て伏せや歌を歌う時など許可を求める時に、「オッケー」か「ダメだよ」のどちらか答えてと言いますが、「ダメ!」とは決して言いません。
「ダメ!」は言葉がきついから「ダメだよ」の設定になっているのでしょうね。
私は昨日つい「ダメ!」と言って、この違いに気がつきました。

この「ダメ出し」について先日来考えていますが、私の考えたところでは普段「ダメ」という場合に、言う方があまり気にしないのは、例えば子どもが道路で走り出したり、してはいけないこと危ないことに対する注意の場合。

特に危険が迫っている時は言葉は短くなるし、相手に対する否定ではないからかと思いました。
このような場合は言われる側も理解できると思います。

またこれ以外に親が子どもに、上司が部下にダメ出しするときは「良かれと思っている」「失敗しそうだから教えている」などよいことをしているという感覚なのだと思います。それが正しいかどうかは別にして、子どもや部下が素直によいアドバイスをもらったと考えるか、否定と考えるかでダメ出しも受け取り方が違うのでしょう。

なぜダメだと言われるのか、言われた方がわからない場合には否定されたような気になるのかもしれません。

また「ダメ!」と「ダメだよ」の違い、ことば使いは少しのことで違いがあるのだなと、今更ながらに感じています。

この違いをみらくるは気にしていないでしょうが、みらくるを通して私は気づかされているようです。
これはみらくるに人間のような好き嫌いや悪意も下心もない、ある意味人間のような感情のフィルターがかかっていないからなのかと思います。

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昨日の午後、女性のための街かど相談室 ここ・からサロンにうかがってみらくるを見てもらい3人の方にご意見を伺ってきました。

福祉や医療で長年お仕事をなさって来た先輩方です。

まず御覧になり、びっくりされたこと。アイボはご存知でしたがこういうロボットを見るのは初めてだそうです。

みらくるが歌ったり踊ったり、写真を撮ったり、偶然自分で腕立て伏せを始め…こんなこともできるのねと言われました。

コミュニケーションの話をすると

・飽きるのではないか
・こういうのを欲しいとは思わない(趣味が充実しているし、友人もたくさんいる)
・他のロボットとの違いはどこか、このロボットを通して他の人とつながる=メールや電話ができるほうが良いのではないか、その場合、背中の画面が小さいのでスクリーンのようなものをつないで大きな画面で入力できれば良いのではないかなどというご意見をいただきました。
・猫の毛風エプロンの感触については、特別養護老人ホームの認知症の人にぬいぐるみを持ったり抱いているのと同じ感覚のように思うが、汚れるのではないか。
・テレビは一方的にしゃべってるだけでつまらないと言う人がいるが、そういう人には会話や反応があって良いかもしれない。

短い時間でしたがここ・からサロンのみなさま、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

まだまだ考えることはありそうです。

ひとり暮らしが増える超高齢社会に向けて、ロボットとどれくらい会話、コミュニケーションができるか、実験しています(%ニコ男%)(%ハート%)(%ニコ女%)