湯島天神(湯島天満宮)
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
は菅原道真をまつる天神の社です。
ですのであっちこっちの梅のマークや木がありました。
全国各地に菅原道真をまつる神社はありますが、
その土地土地の祀られ方や
社の形の違いがあって興味深いです。
その土地土地の個性(歴史を紡いで来た人たちの想い)の
具現化なるかたちが、とても面白いです^^♪
その境内に「奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)」
という不思議な名前の石がありました。
司馬先生ご存命中にはなかった「文京ふるさと歴史館」
(https://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/)
に行くとその石の意味が理解出来ました。
この石柱の右側に「たつぬるかた」、
左側には「をしふるかた」と記されています。
これは迷子が出た時に、
子の名を書いた紙を右側に貼って探します。
逆に迷子がいた時には、
その子の特徴を書いた紙貼って知らせたという
「迷子知らせ石標」です。
今みたいに境内放送となありませんもんね(笑)。
このことからでも、昔は境内が人で賑わい、
江戸有数の盛り場であったことがわかります。
また、「思いがけない人と人とのめぐりあわせをする」
という意味もあったようです。
なんだか摩訶不思議なご縁を結ぶ
霊力もある石標かも知れず、
古えの方々がいろんな想いを
この石標にかけておられたっぽいです^^♪