20191214 墨田マップ

年12月14日(土)、東京都墨田区にて地域安全マップ講習会が開催され、協会講師1名、指導員2名、研修生3名で訪れました。とても寒い中ではありましたが、天候にも恵まれ、半日かけて素晴らしいマップを完成させました。犯罪抑止のためには「物理面」「心理面」のどちらも重要なのですが、物理面はすぐに強化できない部分もあります。今回の対象地域では心理面の強さが感じられ、そこに正しい知識が加わることでより良い
地域になるという期待感も抱きました。

【1班】
かなりたくさんの写真を撮影して下さり、マップにはその一部だけの使用になってしまったのが申し訳ないほどだったようです。講義も熱心に聞いていただけました。発表会では、「指導員と質疑応答もできて勉強になった」という感想もいただきました。また、講習会後に講師のもとへ「とてもよく理解できました、ありがとう」と伝えにきて下さった方もいて、嬉しく思いました。

【2班】
発表会で「もっとフィールドワークをしたかった」という声があがったほど熱心な方々。一つポイントを見つけると、そこに似た景色をすぐに見分けて「こっちも危ない」「この風景もさっきと似ている」と景色解読力の向上が見られたようです。「危険なところも見つけたが、地元の良さもあらためて感じられた」「パトロール活動に役立てたい」といった感想もいただきました。

【3班】
他の班と比べて班員が少なかったのですが、それを感じさせないほどの仕上がり。指導員は口だけでアドバイスするので、班員だけで作り上げました。フィールドワークでは入りやすさと見えにくさの視点から、日頃なんとなく危ないと思っていた所も再確認できました。「考え方が新鮮だった」「目から鱗!という感じで、とても勉強になった」との感想もいただきました。

墨田区は地域安全マップ講習会に長く取り組んでおり、地域住民の方々の意識の高さも感じます。そして、「安全な地域を守りたい」という住民と行政の熱意が毎回伝わってきます。夏前に区役所に「自由研究に何か良いものはないか?」と聞きにきた親子がいたそうで、区の方がそれならばと犯罪機会論や地域安全マップを教えて下さったそうです。継続しているからこそのエピソードでした。協会指導員になるためには何度か研修生として経験が必要になりますが、研修生も快く受け入れてくださり、ここで指導員になったスタッフも多いです。毎度のことながら、全面的にサポートいただいている墨田区の皆様、ご参加いただいた全ての方々に心から御礼申し上げます。

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