今日は朝から三連休の最終日という事で地元中町グランドで、地元の少年団である中町ジュニアさんと加美ジュニアさんとの交流試合を行いました!

二日間は違った形で交流をしてきましたが、今日は下の学年との交流になるのでまたチーム、個人にとっても刺激になると思っていました。朝の準備から協力をして、試合は3チームで回していく形となりました。少年サッカーチームも2月の初旬に6年生最後の大きな大会が11人制で行われるので、そのトレーニングの為にも今日は一緒にフルコートで試合をする事になりました。

今のファルコにも、このチームの出身メンバーがいる訳で、一年間の成長した姿も観てもらえたら、と思いました!

普段は8人制で行っている小学生にとっては11人制のコートはとても大きく感じるだろうし、動きの質も大きく変化してきます。ただ、良い選手というのはそういった変化していく環境の中でどのように自身を変えられるか?だと思うし、そういうものを楽しみに観てもらう為の機会にもしてほしいと思っていました。

ですが、我々中学生年代の『育成』の形があるように小学生年代の『育成』も当然のようにあるはず。

そこを本当に大人が理解している(しようとしている)のだろうか?と思う所は多い。大人の距離感、大人の考え方、接し方、言葉の掛け方、そういったもので育成は当然違ってくる。正解がこれだという話ではないが、『このやり方によって子供にとってどの部分を促しているのか?』というものが果たして先にあるかどうか?の話。

大人の基準で、大人の考えをただ押し付けていないだろうか?それらを久しぶりの小学生年代のグランドにいて改めて考えさせられた。

ライセンスの話とかではなく、個性とかの話ではなく、ボランティアだからじゃなく、『育成』というものに対しての考え方で話し合いや考えのすり合わせがあるかどうか?の所。

リーグ戦などの環境が整備されたのは良いが、それによって順位、ランキングみたいなものが出てきてそれだけで評価されてしまっているような気がする・・・。もっとも大事なのは、『どんなレベルにあってもそこにいる一人一人の子の成長』のはずが、チームという全体の組織の中に埋もれてしまっている気がした。スクール生もたくさんいたのですがサッカーを楽しむ、サッカーをプレイする(自分の意思、気持ちで)事が随分薄れていたように思う。誰かの持っているコントローラーに操作されているような・・・誰かの言葉に怯えているような・・・そんな重たい空気を最高の天気の中で感じたのはちょっと残念だと感じた部分でした。

その小学生と交流させてもらう事でファルコとして手抜きをしないで、きちんと対応していこう!という話もしていたし、そこは謙虚にやれていたと思う。

こういう形の交流も回数を重ねないと本当に良いものは作れないと思ったし、今後は回数を増やしていきたいと思いました。

子供が成長する為の事、これからもしっかりと考えて良い刺激を与え続けていきたいと思います!

交流してくださった中町ジュニアさん、加美ジュニアさん、ありがとうございました(礼)