今年度最終!!芳田こども園サッカー教室♪

今日は火曜日恒例の芳田こども園さんでのサッカー教室♪

年末からの合計8回のサッカー教室を行わせてもらいましたが、本当に子供との時間は短くても急速に心の距離が縮まるので、やはりたった8回と言えど、最終となると寂しい気持ちになりました。。。子供達にとってはどんどんと新しい出会いがあって、ワクワクしていく中の一つだけど、これから老いていく自分は(笑)一つ一つの出会いの重みみたいなものをヒシヒシと感じるので・・・。素敵な出会いに感謝してラスト1回を楽しみました!!

今日は細かい事はしないで、最終的に子供同士でのサッカーの試合をするという事をやりました!

最初に鬼ごっこをして、ボールをちょっとだけ触ったら試合をして終わりという流れ!

この年代の子供達にとっては色々な事が『初めての出来事』になるので、その時に関われる喜びと言うか幸せを感じます。コーチがこの8回の中で『やってみて!』とやってもらった所、初めて出来た!という経験をした子もたくさんいるだろうし、その自信があって『コーチ出来るようになったよ〜〜〜』って色々披露してくれます♪そうやって成長していくんだろうな〜・・・って思うと同時にその時、その時に、『すごいね!出来るまでがんばったんだね!』という承認をきちんとするかどうか?も子供の成長には後々かなり大きく響くと思います。

だから、自分が関わったこのわずかな時間であっても成長の一部に触れているという実感があったし、一つ一つの言葉にも気を配ったこのサッカー教室の時間でした!

こうしなさい、やりなさい、という指示、押し付けの言葉ではなく
出来るかな?やってみよう!出来なくてもいいんだよ、という様な言葉が多かったです。

小さくても一人の人間。その事を忘れないように今回の芳田こども園さんでの時間は意識してやれました!対話も『どうせ子供なんだし・・・』ではなく一人の人間として話をする、聞く、という行為を大切に重ねていきました。

自分がどのようにやったのか?よりも、答えは子供自身が出してくれるという事です。

最初は当然『どんな人なんだろう???』と不安で距離があったのですが、最終的にはみんなが身体に触れてくる距離で、色々な話をしてくれたり、自分の特技を見せてくれたり、距離はなくなりました。

そういう距離がなくなった事が成果であり、自分が子供達を主役にしたいという思いが思いだけではなく、行動にも繋がった結果だったと思います。心の壁と言うか、子供だからと自分に壁を作る大人にはやっぱり子供だって『表面的な付き合い』しかしない事を大人が果たして理解出来るかどうか?を学ばせてもらえます。

自分が主導権を持って支配する事でしか自分を大人として認識出来ない大人こそが一番教える立場に向いていないと最近思います。

支配、コントロール、こういう事を目的にしている(目的にしていなくても実際がそうなっている)人はやっぱりどんな指導をしようが、肝心の子供との心の距離が遠くて表面上の付き合いにしかなっていない事を多くの人は本人が気付いていない。もしくは、それが指導だと思い込んでいる(正当化している)人も多いのが現状だろう・・・。

最近の現場でもそういう方を多く観るだけにスポーツを通して育てる事の意味を常に考える機会をいただきます。自分はそういった方々を変えたいとか思うのではなく、そういう方々を観て自分をもう一度振り返る時間にさせてもらっています。経験が必ずしも成長させるのではなく、経験によって何を学ぶか?が成長させてくれるんだと思うし、自分にとっては中学生というメインのカテゴリーではない、こういう時間に改めて気付く事が多々あります。今までも、これからも、勘違いしないようにがんばりたいと思います!!

最後に素敵なプレゼントまでいただきました♪芳田こども園さん!今年度もありがとうございました(礼)