今日のナイター練習!!
昼間の雨でグランドが使えなかったので室内練習となりました。寒い時期になると怪我が増えるのは、やっぱり身体が温まっていないのに使ってしまうという事が大きな要因なんだろうと気付き、アップからきちんとする事をやり出している今、【身体を温める為に】やっていた事を【身体を柔らかく使える為に】という所に向けてやるようにしています。
今日、練習前に一緒にボールを蹴っていた1年生の子が言いました。
『何でパスミスたくさんしてしまうんやろ〜???』って。
その言葉を聞いて考えました。
パっと分かる答えを【経験】で言うのは簡単なのですが、経験を伝えると自分の経験を越える経験をしてもらえなくなる・・・。その葛藤がめちゃめちゃ強い現場!(笑)
だって、指導をしている人(コーチ)って肩書きをもらうとついつい言いたくなるんですよ〜。。。。って気持ちは教える立場の方には分かってもらえると思います。でも、そこで簡単に教えてしまうと子供はその場で助かるものの、考える思考力を失います。。。だから言わないほうが良い事のほうが多いし、ましてやこの年代は自分で考えて自分なりの答えを持つ事に大きな意味があると思います。
現場で自分が考えるのは、【第一に子供が何を思ったか?考えたか?】の優先順位。
自分から観て(自分基準)の伝え方では子供とコミュニケーションは表面的なものだけになる。内面的な繋がりを大切にしていくには、やはり相手の気持ちを知る必要がある。子供にだって、生活していると色々な事が起きるし、そういう中でうまくやりたい、がんばりたい、という気持ちを持っているから葛藤している時間も多々ある。
その時間を楽しませてあげられる大人にならないといけないと痛感する。
簡単にその場を凌ぐ方法を教えたりして、見栄えは良いかも知れないけれど、結果的には誰のプラスにもならないという事を平気でやってしまう大人が多い(自分もよくやってしまっている)。
だから、イメージを広げないといけない、各自なりの答えを持てるような言葉掛けをする機会が増えた。自分がプレーで披露出来なくても、各自の頭の中にイメージという答えを持てるようになれば正解云々ではなく、楽しく努力が出来るようになる。その時間を与えられる事と、共有出来るようになれば楽しい現場になると思う。
一方通行の現場こそが楽しくない唯一の形である事!楽しくないのは子供のせいじゃなく、きっと一方通行のコミュニケーションが原因なんだと常々思う。
子供の成長の為に!!一方通行にならないように気を付けながら一緒に成長していける空間に出来たらいいな、と思います!