近所にある微妙〜な下り坂を自転車で通ってますと、
向かいから、微妙〜な上り坂を自転車でこいでる
おじいさんとすれ違いました。
そのおじいさんは「よいしょ!」や「よっ!」と
ブツブツ独り言を言ってはりました(笑)。
そのおじいさんを観、およそ3年前の出来事を思い出しました☆
パリ観光→スペイン巡礼旅に行って来たのですが、
パリのシャルル・ド・ゴール空港からスペインの
サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港までの飛行機は
日本語環境ゼロの完全アウェーの一人旅で、
母国語である日本語、若干分かる英語は皆無で、
周りから聞こえるのは全く意味不明な
フランス語とスペイン語のみでした(ー0ー;)★
私の長いようで短い人生であの時程、
不安で恐ろしく感じたことはありません
(今となってはいい思い出&経験^^♪)
その飛行機に乗り込む時、たまたま私の前に、
よちよち歩きの小さな子供を連れた若い夫婦がおられ、
奥さんのみアジア系の顔をされていました。
その奥さんが、子供と手を繋いで、
飛行機の入り口にある段差を上る時にナント☆
「よいしょ」って言ったんです!
(それ以外は全て流暢なフランス語を話してはりました)
私はその瞬間、その人は日本人やって分かり、
「うわー!!!この飛行機で日本語が話せる人が一人いて、
めっちゃ嬉しい〜(T0T)!!!!!」って一人、
心の中で万々歳状態でした。
もしも機内で何か問題が起これば、その奥さんに頼ろう!と、
その人の座席位置をコッソリとチェックしたりしてました。
そんな懐かしい思い出を振り返りながら、
なぜ人は「よいしょ」(その略語として「よっ」)と言うんやろう?
と考えてました。
「よ」:ホップ 1 始まり「よし、やるぞ!と決める」
心を定める/意識を一点集中させる
「い」:ステップ 2 「力をためる 意気込む きばる」
「しょ」:ジャンプ 3 やってまう(ためた力を使って一気に行動に移す)
私の主観的分析によりますと
(これが正解やという確証はありません)、
上記のように「よいしょ」って、3つに分かれるのではないか?
と思いました。
最近「コトダマ(言霊)」ってあるなぁ・・・って思ってまして、
めっちゃ主観的なんですが、
その研究と分析を密かにして楽しんでます(笑)。
「よ」「い」「しょ」という音それぞれに、
そのような言霊を持っているのではないか。。。?ということです。
なお、「よいしょ〜!」とまで行かないまでも、
そこそこ気合い入れなアカンもの(比較的軽いもの)を
持ち上げたりする場合は「よっ!」という
略語が使われるのだと推測しています。
他にも「え い やー!」という言葉や、
「カメハメハー!」というアニメ「ドラゴンボール」の
孫悟空が言い放つものがありますが、
これも「カメ・ハメ・ハー」と上記と同じ3つのカテゴリーに
分かれるかと思います。
ちなみに「い」は「石(いし)」「意思(いし)」という、
力を内に秘めた固いものという言霊がありそうです。
「や」は「矢」という、外に解き放つという言霊
(意味/エネルギー)がありそうです。
こんな感じで、かなり漠然とした考察を記してみましたが(笑)、
何を申したいかと言いますと、
日頃何気なく使っている「言葉」には「言霊」という、
過去から培われたタマシイ【目に見えない力】があり、
ブエリング航空機で出会った
フランスで結婚し暮らしている日本人のおねえさんであっても、
母国語の言霊は忘れることなく、
愛用し続けるということでございます(=人=)☆
【写真】およそ3年前。パリ→スペインの
サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港まで乗った、
懐かしのブエリング航空機(スペインのLCC)