今日は中町北小学校さんでの今年度最後の体育授業でした♪
5日間でしたが、とても自分にとっては有意義だったし得るものが多い時間でした。最終となる今日は3,4時間目で、2,3年生との活動でした。
低学年というカテゴリーではありましたが、自分にとっては幼稚園児でも、中学生でも【一人の人間】ですから、そういう意識で今日も向き合って子供達との時間を過ごさせていただきました。
この体育授業はサッカーというテーマをもらっているのですが、活動内容はお任せという形になっています(事前にどういう事をやってほしいか?というアンケートをしたものの、回答はゼロだったのでお任せで良いという認識でした)
自分が本気になって子供達の、学校の力になれたら!と思っているのにも関わらずアンケートにまずゼロ件の返事というものがいかがなものか?と考えました。
一緒に関われると思っている自分の気持ちとは裏腹に、先生方からすれば資格のない人間にサッカーという場面だから任せている、というぐらいなのでしょうね・・・。正直ここは寂しい気持ちではありますが、仕方がないとも思います。相手がどう思っているか?じゃなく、自分がどういう気持ちか?のほうが大事だし、自分は目の前の子供達の【未来】を真剣に考えたアプローチをしています。目先の一喜一憂の為ではなく!です。
残念ながら、子供達との距離は日を追うごとに縮められた実感がありましたが、先生方とは離れていく一方だったと思っています。
自分の力不足だからでしょうね!まさかサッカーなんかを通して本気で子供達の心を変える、クラスをもっと良くするなんて思っているとは想像もされていないからでしょう。
今日も本気で子供に向き合いました。何が正しいか?の話をしているのではなく、決まっているはずのルールを守らない事が【日常】になっているとすればおかしい事だし、それを本人が悪いと思っているかどうか?は知るべきだからです。事の善悪の意識すらズレてしまうのはおかしい。
預けてくださるという考え方は一体どういう意味なんだろう????と。
知り合いの方だから緩いの?任せているけど、自分の気になる所にはグイグイ入ってくるの?全然現場を任せてはもらえませんでした。
自分の授業で、同じ事を外部にされたらどう思われますか?
という自身への質問をもっと大人がするべきではないかと思いました。自分のクラスを客観的に観る為の道具に自分を使うのは良いし、それは考え方として認めます。ですが、事前にアンケートもしたにも関わらず回答はゼロでありながら、始まったら好き放題に入ってきて自分の流れを乱しまくられてはたまったものじゃありません・・・。
大人が変わらないといけない話はずっとあちこちでしてきているけど、今回のこの小学校現場でさらにその気持ちが加速されました。子供を取り巻く環境に変化があるのは時代の流れで仕方がない部分はあると思っています。ですが、子供を預かり【育てる】という立場で関わる人の責任に関しては今も昔も変わっているはずはありません。早く生まれたから上とか、大人だから上とか、そういう事じゃなくもっと各自が【学ぶ】という時間を増やさないといけない気がします。
【肩書きのある人】からしか学べない、学ぼうとしない姿勢が成長をきっと邪魔しているのだと思います。もう体育授業に関わらせていただいてから10年が経過します。。。が、考え方の部分の成長はあるのでしょうか???自分への対応も、年々ひどさを感じます。丁重に扱えなどと思う気持ちはありませんが、ちょっと酷過ぎませんか?という事も多々出てきました。相手の課題と自分の課題を分ける事。自分が挑戦している事の一つだから文句として、不満として出す事は一切しておりません。ですが、文句や不満という受け止め方ではなく、【意見】としてもっと取り入れてもらいたいと思います。
環境を作るという事への考え方。関わる大人の基準が問われます・・・・。
中町北小学校さん、5日間ありがとうございました(礼)