日 時 2020年2月21日(金)13時〜14時30分
春の足音が聞こえてくる季節となり、タンポポについての
お話しがありました。
タンポポには大きく分けて外来種と在来種がある由。
両者の違いはいろいろあるようですが、ひと目で解るのは
頭花の下にある外片が前者は反り返っており、後者は圧着
しているのだそうです。
ただ中には中途半端なものもあり、外来タンポポと在来タン
ポポの雑種も見つかっているのだとか。(例:ロクアイタンポポ)
タンポポの調査方法は、(1)タンポポを見つける⇒(2)花とタネを採取する⇒(3)調査票と現物を事務局へ送る⇒(4)事務局で調査・整理する・・・の手順でほぼ5年毎に行っている由です。
さて、在来種にも種類があり、その特徴は・・・
●シロバナタンポポ:頭花は白く、やや外片が反っている。
●キビシロタンポポ:頭花は薄黄〜白色で、外片は圧着していて、毛もある。
●クシバタンポポ:頭花は濃い黄色で、外片は厚みがあり、短めである。
●ヤマザトタンポポ:頭花は薄い黄色で、全体的に大型である。 ・・・等々とのこと。
なお「タンポポ」の語源には諸説あり、ツヅミグサ(鼓草)と言っていたものが、鼓→タン!ポッポ♪→タンポポとなった、または堤防に生えていたのでツツミクサ(堤草)から・・・とも。