「東北・三陸海岸 旅修行⑥:ゲストハウス3710」

18日夜は、宮古市の市街地にある

「ゲストハウス3710」に泊まらせて頂きました↓

https://guesthouse3710.com/

私はこの手のゲストハウスって好きなんですよね^^♪

「多くの人に、この町の素晴らしさを知って欲しい」

自分の商売も大事やけど、町の活性化・繁栄を目指して

【地域愛】がベースになっている場所です。

だけど、相部屋は好きじゃないので、

個室のあるゲストハウスしか泊まりませんが(^^;)。

元々はメガネ屋さんだったそうで、

そこを自分たちでリノベーションしたとのことです。

クラウドファンディングで広く浄財を集めてオープンし、

2年経つんだそうです。

「自分たちのアジト」って感じで、

手作り感とワクワク感満載のステキな場所でした。

30代前半のお宿のおにいさん(ハヤカワ君)以外に、

一階のオープンスペースには地元の若者が2人、

思い思いの時間をゆったり過ごしていました^^♪

このハヤカワ君に一通り宮古市のことを伺った後、

彼自身のことをあれこれ伺ってみました。

彼は心に壁のない、

24時間365日春のようなおっとりした・・・

こっちまで自然とおっとりほっこりする

不思議な男の子でした。

ハヤカワ君は福岡県出身。

東日本大震災の時、ボランティアをしに長期間、

この宮古市に来てて、それで居着いたとのこと(驚)☆

今風の言葉で言いますと「Iターン」というやつです。

彼曰く「僕にとって、この町の大きさが

ちょうどいいんです。大きくもなく、小さくもなく」。

何だか、ハヤカワ君らしーなー!ってミョーに納得☆

彼のようにおっとり朗らかで心が綺麗な人は、

この町の【風土】にぴったりです☆

大都会・福岡では、彼のような人はスピードが

早くてついていけないし、彼の良さが潰されると思いました。

彼の周りには、そんなIターンの若者が結構いるようです。

その仲間たちと一緒にここを創り、運営されています。

儲かっている感じはあまりしないのですが(笑)、

だけどここに集う人たちはみんな幸せそうでした。

愛すべき居場所や仲間〜フルサト〜があるって、

本当にステキなことですよね。

あの大震災の“せい”で、人生が大変なことに

なってしまった人が多いですが、

このハヤカワ君のように、大震災の“おかげ”で、

自分の人生が大きく変わって、

愛すべき居場所が見つかった人もおられるんやんぁ。。。って、

何だかとっても嬉しくなりました。

ほんと、人生って、摩訶不思議で面白い・・・

一寸先は闇ではなくって、

【ヒカリ】だということを彼の生き様から

教えていただきましたぁ〜(^^)♪