五所川原の次は更に南下して弘前(ひろさき)です!
弘前と言えば、弘前城です^^♪
東北で唯一天守閣が現存している大変貴重なお城です↓
弘前城は、リンゴの木の剪定を参考にした、
樹齢100年を超える立派なソメイヨシノの
桜並木がとても有名です。
(一般的なソメイヨシノの寿命は70年程なんだそうです。
剪定の技術、すごいですね!)
お堀の中が花びらで薄いピンク色になるんやそうです。
冬は桜並木や堀の中や回りが真っ白になるとのこと・・・
津軽は本当に美しいです。
いつか見に行きたい絶景です。
かつてこの弘前城は津軽家の手によって
立派な五層の天守閣があったそうですが、
江戸初期に焼失し、その後櫓の一つに
天守に準ずる装飾が施され、
現存するこぶりな天守閣が完成したそうです。
(当時江戸幕府は五層の天守閣の新築を禁じていた為、
同等のものを再建出来なかったらしい)
司馬遼太郎先生はこのこぶりな天守閣こそが全体と調和し、
ふしぎなやさしさを帯びた名城になっているとおっしゃり、
この天守閣の本丸にのぼった者は、
この台上の主役が天守閣ではなく、
西北にある岩木山であることに気づかれました。
三層のこのこぶりな天守閣が、
この津軽平野の支配の象徴ではなく、
神である岩木山に仕えているのである・・・とのことです。
実際この天守閣に上ってみて、
本当にそうやな。。。と観じ、感慨深いものがありました。
津軽為信を始め、この天守閣にいた
津軽家代々の想い〜祈り〜というものを、
天に仰ぐ絶対なる存在・岩木山を通して
知ることが出来ました(=人=)☆