今日のナイター練習!!
かなり冷え込んできた上にテスト明けのメンバーがいるので、今週もまだ無理をする訳にはいきません。身体って冷えるとやっぱりパフォーマンスが落ちるし、そういう中でも子供っていつでも基本的にがんばるから無理をしてしまう場面が増えてきます。だから、身体を作る、アップをする事をまずはしっかりとやっていくようにして、体調管理も気をつけながらがんばっていきたいですね!
まずはアップで全身を使う動きをやっていきました。ここでもやっぱり【身体の使い方】よりも【目先の課題クリア】に意識が奪われているみんなを観て【あ〜〜まだまだ変えていかないとな〜〜〜・・・】って思いました。
こればっかりは根付いた意識なので、簡単には変えられませんが、ゆっくりゆっくり変えていきたいと思っている大きな部分です。
どうしても育ってきた教育環境がそのような形なので、難しいですが染み付いたものも若いうちなら修正可能なのでここは是非とも変えていきたいと思っています。
【がんばる】がベースになり、全てにおいて全力のがんばりを求められ、【抜く】事など全く頭にない大人に囲まれて育つので、どうしても頭が真っ白で、とにかく全力という姿勢になってしまいます・・・。教える大人側が【抜く=サボる】と思っているからでしょうね。。。
自分も昔はそっちの考えだったのですが、今では抜く大切さを知りました。
抜く=ありのまま、自然体の自分になるという事です。今持っている自分の最大限を発揮出来るのがその状態なのに、がんばろう!!気合いだ!って意識のせいで過剰に力が入り、かえって力を発揮出来ない場面が多くなる。本番に強い人って結局は自然体でいられる人って事だと思うし、それが良いという教育が日本ではなかなかされないと思います。国民性と言うか、真面目に、勤勉な姿勢というのが日本人の代名詞という感じがありますからね。。。
でも、日本人らしさは残しながら良いものは取り入れるべきだと思います!
そういう事もあり、自分も今は力を抜く事やがんばる所を使い分けて考えるようにしています。
全て抜く、という考え方ではなく要所要所で、という意味です。がんばるは教えなくても逆に子供は知っている所なので、トレーニング中に【がんばれ】という声掛けは必要ないと思っています。それよりも【抜いてごらん?】になるし、そっちのほうが子供にとっては難しいものです。
勢いでやるのではなく、焦らず、じっくりと【自分を観る・知る】事から始め、そこからの改善とか改良という方法を探る。
足でやるスポーツという答え方をされがちなサッカーですが、やっぱり【頭】だし、【上半身】だと思います。うまい、うまくなる、うまくなってきた、という変化は全て頭を含めた上半身に出てくるし、逆に下半身のほうでしか評価出来ない大人は、身体能力しか観ていない証拠だと思います。
一番伸びるこの時期に、大切にしたい部分にはこだわっていきたい。能力ではなく、【脳力】という感じですね!考える、観る、試す、気付く、イメージする、そういった事が自然と出来るようになるまでコツコツがんばりたいと思います!