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夫婦の会話が年々減っていませんか。かといって突然「これからどうする?」では、会話は進みません。
そこで、「いつか使う」と思って残してあるものを取り上げてください。
例えば、昔の大きなステレオやVHSのビデオデッキ。もし残してある理由はステレオなら「レコードがたくさんあるから聞く機会があるかも」ビデオデッキなら「好きな映画をVHSのビデオに録ってあるから」というものでしょうか。では、この1年でレコードを聴いた? ビデオを観た? このまま置いておくと、VHSのテープは劣化してしまうかもしれない。それよりもっと古い、白黒の8ミリのフイルムが残っているかも。ステレオの針は大丈夫?
本当に大切ならば、保存の方法を考える必要があります。レコードやビデオをDVDなどに録音、録画しなおすかどうか。夫婦でも好みや価値観が違うのは当たり前。「このビートルズのレコードを買うために、必死でアルバイトをした」とか、「じつは、この歌手の追っかけをしてたの」など、知らなかった話も出てくるかもしれません。
またステレオもデッキもないのに、レコードやビデオが残っているお宅も多いです。ほかにも「いつか」と思って、いろいろなものがそのままになっていませんか。
早期退職をきっかけにしたのは50代の男性Fさんです。長年コツコツと集めてきた数百枚のジャズのレコードをネットオークションで売ったそうです。
かと思うと60代の女性Bさんが、買い取りをしている中古レコード屋へキャリーでレコードを運びました。レコードを見せると、店にあるものばかりだから引き取れないと言われショックを受けました。レコードにも希少版や価値のあるものとないものがあるようです。しかしレコードも数十枚になるとかなり重いので、ここで引き取ってもらえないと、持ち帰ってゴミとして出すしかない。持って帰るのもいやだし、レコードももったいない。そこで、無料でいいから引き取って下さいと半ば強引に置いてきたそうです。
ビデオやレコードをどうするかを考え、ものと向き合いながら、夫婦で「久しぶりにコンサートで生演奏を聴くか、それとも話題の映画を観に行こうか」と、これからの暮らしの計画につなげていただければと思います。
『転ばぬ先の「老前整理」』2016年 東京新聞より
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