日 時 2021年2月6日(土)10時30分〜12時
五嶋みどりの弟である五嶋龍のヴァイオリンをCDで聴く
集いがありました。
彼は、1988年にニューヨークで生まれ、3才からヴァイ
オリンを始め、今では演奏活動にとどまらず、教育活動、
国際文化交流、社会貢献活動などをグローバルに展開
しています。
曲は4曲で(1)ブラームス作曲:ヴァイオリンソナタ第2番
(2)ラベル作曲:ツィガーヌ、(3)リヒャルトシュトラウス作曲
ヴァイオリンソナタ、(4)サラサーテ作曲:カルメン幻想曲でした。
(1)第1楽章はワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の中の曲に似ている部分がありますが、直接関係ないとのこと。
ブラームスはウィーン楽友協会の蔵書を自由に閲覧できる立場にあったことから、古い音楽形式から多くを学んだ由。
(2)ラベルは、鋭い知性と敏感な感性で斬新な響きの音世界を追求したフランスの作曲家で、この曲はロマ風の音楽でした。
(3)ロマンチックな情熱にあふれる曲でした。
(4)サラサーテは、スペインが生んだ大ヴァイオリニストで、この曲はビゼーの歌劇「カルメン」(写真)の旋律をもとに、華麗な曲に仕上げたものです。