今日はナイターでファルコとエリート塾の練習がありました!
まだまだエリート塾メンバーの【お客さん思考】が改善されません。基本的に受け身の体勢では自分の中に大切なものは残りません。自らが獲得する思考を持って、姿勢を出す事で成果というものはついてくる。
好きな事をやる、という事の概念が変わってきていると感じる。
昔は、好きなものを本当に貫く人が自分も含め、周りにも多かった。その人その人の個性があり、ハッキリしていたもの。時代の移り変わりにより、そういう個性というものを歪んだ目で観るから【ワガママ】と受け止め、それを廃止する為に【一律】を重んじて【平均点のみんな】を生む。
この平均点という考え方がものすごく危険であり、惰性の日々を作る。何となく・・・何も起きなければいい。平穏が一番、という感じに。
でも、サッカーやスポーツというものは瞬間、瞬間に個人の判断が必要であり、そこに【選手の質】が決まる。
情報が増え、ドリブルメニューが増え、リフティングの技が増え、戦術という言葉が行き交い、頭の中を空っぽ状態で詰め込まれる。意味もなくこなすものだから身体は何となく出来ても自らの判断ではない。正解、不正解も周りの大人にジャッジされるから、もう小学生の高学年にもなれば【何がこの人の正解なのか?】を探る始末。。。
これが現状。ここから変えるというのは本当に大変な事。日々の過ごし方の中でほんの少しの考え方とか行動とか、習慣を変える以外にないと思っている。
良いトレーニングとは、みんなが自分の頭と心で判断している事。
大人主導で与えたメニューをただ闇雲に、ただがむしゃらにこなす先に良い選手など生まれない。でも、本当に難しいのは見守る身近な大人(先生・親)でさえ、そのがむしゃらは良い姿と捉えている感覚。自由に、子供らしく、というものが本当の意味で機能していないと感じる現場・・・。
僕【は】これをやりたい!が存在しない。
僕【だけ】うまくなりたい!がない。
【みんなと一緒】【みんなと同じだけ】ばかり・・・。
それじゃ〜一歩前に出る事は出来ないよ。
育ててください!
強くしてください!
うまくしてください!
は、本当に子供の本音ですか?大人のエゴではないですか?この部分が親と子供が重なったらきっと子供は成長します!と断言出来ます。ですが、どちらか一方の想いならうまくいかないのは当然です。【決めつけ】こそが成長を止める最大の障害になりますから。
もう一度、各自本当の自分を見直してほしいと心から思う今日の時間でした。
という事でコーチ自身もコーチというものを見直す良い時間となりました。ありがとうございます【礼】