今日は夕方から三木山公園グランドにてバサラ須磨さんとのトレーニングマッチでした!

今回で2回目となる交流ですが、非常に前向きな空気があり選手同士も結構馴染んでいる事もあるし、何よりも指導者の考え方に共感出来る事もあって2回目の交流をさせていただきました。天気がずっと朝から不安定で雨が降ったりやんだり・・・・夕方もどうなるかな〜・・・と心配していましたが、試合をする時間には晴れ間だけになっていたし、最初だけちょっと水溜りがある箇所もあったけど、みんなで整備からしっかりとやってくれたおかげで良いグランド状態で試合が出来ました。

今日は試合自体の本数はちょっと少なめでしたが、多さではなく【質】が大事だし、今は一人一人の頭の中がものすごく大事な時期です。

高円宮杯の経験のおかげで随分と試合に出た選手の内面に変化が出てきました。対戦してもらったバサラさんの菊本コーチからも【前回以上の迫力と貪欲さを感じました】と言葉をいただいたように、みんなが一つのゴール、得点という重みを経験出来た事で非常に良いこだわりが見えました。そこの空気に触れて一緒にプレー出来た1年生も高い基準を求められたらある程度応えられるレベルを持った子も多いから1年生も良いプレーが多かったです!

さらに2年生は3年生チームのギリギリの試合を経験した事で、精神面が大人になったと思います。図太くなったと思うし、戦えるようになった!

男は経験で顔つきが変わる、と言いますがそれが2年生の高円宮杯に出た選手達は大きな成果を残せていると感じます。誰だって苦しい経験は出来れば避けたいものです。だけど、それを乗り越えた時に強さを手に入れるのです。いつだって、誰だってそれは出来るのですが、心が育っていないうちはそこを正面から受け止める事が出来ません。残念ながら器量の差は明らかに出るものだし、それは肯定も、否定もなく【事実】でしかない事なので悔しいとか差を感じる人は自分で苦しい経験を受け入れる体勢を整えてください!

全体的に、明らかに良くなったと思ったのは【距離感】です。

今のテーマにしている【繋がり】と並行してやりたい事でもあるし、そこが選手が中で実感を得ていたのです。主将の朔弥くんが途中少し足を痛めて外にいる際に【前の選手が次々プレッシャーに行ける距離にいるからやりやすい】と言っていたように、お互いのプレー、狙いを分かってきたのも高円宮杯からの理解の深さだと思います。

その基準に周りも指示が入って前からどんどん行けていたので試合は良い流れを持続出来るものでした。もちろん質の事、選択肢、考え方など細かい調整はしなければいけない事だらけですが、今はこうやって一人一人が何かのきっかけを得ながら前へ進む時間を大切にしてあげたいと思います。

高円宮杯が全てでもなければ頂点でもない。

みんなの全ては【今】であり、頂点は【今日】だと思う生き方をしてほしい。コーチもそういう考え方で毎日を出来る限りの力を出し切るように心がけている。

相手チームのそれぞれの良さを理解し、吸収し、自分のプラスにしていけると交流にも大きな意味が出てくると思います。試合の本数、試合の結果、じゃなく日々の過程を大切にしていきましょう!

バサラ須磨さんには会場準備、対戦、片付けまでお世話になりありがとうございました!また送迎、応援してくださった保護者の方々、本日もありがとうございました【礼】