12月4日〜10日は人権週間です
川西市では毎年この週間中に映画会をするので
観に行ってきました
今年は「おいしい家族」と「僕が跳びはねる理由」の2本でした
「僕が跳びはねる理由」は数年前に
ボランティア連絡協議会の研修会で同じようなDVDを観ました
原作は自閉症の障がいがある東田直樹さんですが
内容が少し違っていました
![](/img/u1237/FI4015315_0E.jpg)
多分映画用に作り直ししたものと思います
同じ自閉症の外国の人たちを中心に撮影してあり
ナレーションは東田さんの本からのものでした
この本は世界30ヶ国以上で出版された
大ベストセラーとのことです
自閉症という障がいを東田さん自身はこう見えているとか
こう考えているとかをそのまま表現しているので
中々言葉に出せない人たちの家族にとって気持ちが
とっても理解できた本なのではないでしょうか
映画としては以前観たDVDの方が
わかりやすかったと個人的には思いました
![](/img/u1237/FI4015315_1E.jpg)
「おいしい家族」は母親の3回忌に実家に帰ってきたら
父親が男性と再婚し、お母さんになっていたというもので
それを受け入れるまでの主人公の葛藤とまわりの家族や
地域の人たちの受け止め方など、ジェンダー問題を
いっぱい詰め込んだ映画だったような気がしました
いろんな人がいて、いろんな考え方があって
それを各々認め合う社会っていつ来るんだろうね
自分は自分、人は人って思っているだけでは
アカンのかなぁ???
![](/img/u1237/FI4015315_2E.jpg)
人生100年時代の半分以上生きてきて
先がチョイ見えかけてきている今
人のことより自分のことを優先させたい自分がいます
これもエエかなぁって!
ボランティア活動もあと何年続けるか迷ってはいます
迷いながらも自分自身ではそろそろいいんじゃないと
言い聞かせる自分がいます
これは自分の問題、しかしながら人権そのものは
全てにおいてなくてはならない終わりのないものです
よく言われるのは空気みたいなものだって
![](/img/u1237/FI4015315_3E.jpg)
人間、空気がなくなれば生きていけません
でも普段は空気・空気って重要視しながら
生きているわけではないですよね
でもでも、めちゃ大切なものです
あなたにとっての私にとっての
人権を守られるってことは一番あって当たり前のことです
その個々の人権を傷つけない・傷つけられないように
ゆっくり・ゆったりと残りの人生を過ごしたいものです
映画鑑賞後、用事があって孫の家に行きました
出てきた孫は「ばぁばが言うてた映画やけど
明日用事があって行かれへん」
「いやいや明日ではなく今日やで。もう終わったで」
「エエッ〜!ホンマ!!」
![](/img/u1237/FI4015315_4E.jpg)