今日は朝から中区中央公園グランドで、中町中さんとのトレーニングマッチを行いました!
冷たい空気の朝だったし、グランドは凍っていましたが(笑)、同じ地域に住む者同士のあるあるとしてこのグランドだからこそ出来る事などを見つける事にテーマを切り替えられました。
最初はカチカチの状態から途中は溶けてきてドロドロになり、一番疲労が溜まる時間帯に重たい土になるから体力的にもハードになるのでそれを全部加味した状態で今日を楽しみたい、成果をしっかりと出せる選手のスイッチを押したいと思いました!
ただ、今日の場合一番勉強になったのは、相手チームの空気とプレーでした。
これはお手本にしたいという言い方にはなりませんが、反面教師的な事です。従順に言われた事を守ろうと(守らないと怒られる)する発想だからプレーは必然的に消極的になり、その消極さにさらに大声で指摘される・・・。この構図はコーチあるあるです。大人あるあるです。
こういう風にさせたいから!!という【強い思い】が【強い言葉】で出るから子供には入らない。。。事を経験で学べた大人は変われるんです!!自分もその一人なので。
でも、経験をいくらやっても【俺の言葉で喝を入れてスイッチが入った】と勘違いした認識を持つと、ずっとそうあるべきだと思ってしまう・・・。これが大人の落とし穴だと思っています。
子供の体力は本来、無尽蔵にあります!大人の想像なんて遥かに凌ぐほどに・・・。
なのに、それを削っているのは大人なんです!【もっとやれよ!サボるな!】という言葉が入ると子供は・・・子供に限らず人はやらなくなるものです。失敗を恐れ、怒られるのを恐れ・・・【だったらミスしない選択をしたほうが安全だ】という思考に入る。
パスを受けて、ミスして、取られて、怒られるぐらいなら【パスを受けない選択をする】選手になるのです。うまくなるでしょうか???そういう選手を観ると【何、逃げてんだ!】と叱責をする。そして、またそのマイナス思考サイクルに入る。。。が今日も目の前であからさまに起きました。だから、うちが走り勝っているような見た目になりましたが、単純に体力を精神的に削られた相手チームの足が止まったというほうが正解な言い方になります。
大人の【支配】はものすごく罪深いものです。
主役は一体誰なんだろう???今日も恐らく勘違いされていたのは【主役はお前なんだからやれよ!!!】って言ってるように聞こえる(そのまま言ってた訳ではありません)。
でも、そういう誘導をしてしまうと結局は主役が【自分】になっている事に気づかない大人が多いのだと思います。自分も20代はモロにそうだったので本当に今痛感している所。
だから、今日の交流戦の空気になれば【万が一】にも負けるという事が起きないのです。子供達の空気を見れば【この状況をひっくり返したい】ではなく【なるべく大声で言われないようにしたい】が圧倒的なんです。その空気の中では子供は育ちません!うちのやり方が正しい、じゃなくて【それは違う】という事だけは確かなんです。
笑顔の数も圧倒的に勝っていたうちのペースで終始サッカーが出来たし、昨日の経験があって相手に乱される事もありませんでした!
昨日不在だった主将がいてくれた安心感は大きかったと思うけど、一人一人が変わろう!変えよう!の意識が強かった事が最大の成果。今日うまくいかなかった子だってもちろんいます!当たり前です!毎回、そういう子がいるのは当然ですから。でも、【ダメ】じゃなくて【今日のこの結果を受けてこれからどうするか?】だけの話。
前向きに、考え方の成果、技術の成果に、大きな成長を感じました。まだまだ伸びれる君達といる時間をこれからも大切にしていきます!
【こうすればこうなる】という事を自身の戒めとしてきちんと受け止めたいと思います。
早朝からの準備、対戦してくださった中町中さん、ありがとうございました【礼】