ピカピカランドの水路の補修工事の件

・期 日 2022年1月14日 1時半
・場 所 ピカピカンド
・参加者 川本、安藤、西川

昨日13日にピカピカランドの様子見に行ったら、逆瀬川から建屋内に水を通している農業用水路の補修工事をされようとしていました。
作業されている方に工事内容をたずねると、目的は、用水路から石垣の隙間を通して逆瀬川へ漏れている水を止めることでした。
作業は水路を流れている水を一旦止め、区間約20mに渡り 幅約70Cmの水路の底に厚さ3cmほどのコンクリートを敷き詰めるとのこと。
その作業は本日(13日)に準備を行い、翌日(14日)から行う予定と聞きました。

ピカピカランドへ流れ込んでいる水が完全に止まると、昨年秋の幼虫放流会で放流した多くのゲンジボタルの幼虫が死ぬ恐れがあるのではないかと心配しました。
ゲンジホタルの幼虫が生息する条件は、きれいな水が適当な水深を保ちしかも常時流れていなければなりません。

本日8時半に、「ホタルの里ピカピカランド」の管轄の社会教育課に連絡し、補修工事を担当している部署に工事のために水を止めてもピカピカランド内には水が流れ込むように何らかの対応をして頂くようにお願いしました。

10時頃に、環境政策課から担当部署に依頼したらにランドに内に水が流れるように対応されるとの連絡がありました。

写真右上は水ポンプによってくみ上げれている水がランド内に入っている状態。
水量は少ないが、この程度なら2〜3日間は、ホタルの幼虫やカワニナの命には心配ないと思います。

写真右 使用する水中ポンプの設置準備 電源はエンジン付きの発電機

写真右 逆瀬川から水を送っているホース 接続部から水がもれ飛散しています。

水ポンプに接続しているホースの先端から水が出ている場所 この水だけが工事が終了するまでランド内に流れ込んでいます。

水路の取水口付近

・水路の取水水門部に流れ込む水を止めるために、水中ポンプ数台を使用したり、土嚢を積んで太いパイプを通して逆瀬川の本流に流しています。

・水路の上に敷かれていた鉄板(茶色)は横に取り外されており、この区間にコンクリートが施工されます。

外気温6度の寒い中作業されている方ご苦労様です。
作業の様子を見に来られた会員の方もお疲れさまでした。

(記川本)

(