技がかかる(□をつくる)条件は、
相手を制する残心まで自分の自然体が相手の自然体を超えた状態を維持しておくこと。
この状態ができれば、どのような形になっても技はかかる。
技をかける優れた方法というのは、
手っ取り早く
相手を制する終わりの段階まで自分の自然体が相手の自然体を超えた状態を作り出せる状態をつくれる方法となる。
簡単な説明としては、
自分の自然体>相手の自然体
のとなっていればよい
上記条件を満たすには下記2通り考えられる。
1.相手の自然体を下げる。
2.自分の自然体を上げる。
よって、稽古の目的も2通りある。
1.いかに相手の自然体を下げるかどうか。
2.いかに自分の自然体をあげるかどうか。
1は、△の作り方の追求になる。
2は、○□の作り方の追求になる。
最初は自身の自然体を測ることが困難なので、1が良い。
型でも形の複雑なものは1を目的とするように設定されている。
自身の自然体を測れるようになれば、2に移行していく。
優れた稽古手順(型の順番)は、
2>1>2となっている。
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